先週の土曜日に開催した6月10日のレッスン会が終わりました。
直前でキャンセルが出てしまい4名と少人数での開催でしたが、今回は2017年のPGAアワードでイップスの克服法で優秀賞を受賞した末岡俊哉プロがお手伝いにきてくれました。
プロ2人とのラウンドなど人数が少なかった分、参加した方には内容の濃い時間だったと思います。
生憎というか幸いというか、この日は関東でこの夏一番の暑さとの予報。
雨も困るけど、暑いのもまいったなーと思っていましたが、当日は心地よい風が吹いていて、倒れるほどの暑さにはなりませんでした。
途中で雷による避難もありましたが、ラウンド中はわりと涼しく快適な一日になりました。
この日のレッスンのテーマは「飛ばさないスイング」
飛ぶスイングと飛ばないスイングは大きく違いますが、飛ばすスイングと飛ばさないスイングって、かなり近いのです。
飛ばすスイングも飛ばさないスイングも身体の中心と繋げる力が大切なポイント。この日のレッスン会でやったことも「中心から手元やクラブをズラさない」ことです。
まずは練習場で中心と揃えてクラブを動かす感覚を練習します。
(このやり方は後日、記事にして配信いたします)
PWや7アイアンで大きく振って飛ばさない練習を繰り返しました。
プロも調子が悪くなってきた時には、7番でフルスイングをしながら飛ばさない練習でズレを修正していきます。調子を上げるのではなく整える練習ですね。
その後はパッティング練習、アプローチ練習と続きますが、どちらも手を動かさずに、身体を動かして打っていく練習です。
手は中心から動かさないことに力を使います。(これが結構キツいのです)
力の使い方はこんな感じで身体の前で合掌して左右の手を押し合う力の使い方です。
この押し合う左右の手が中心からズレないようにします。
手を動かさなくなってくると足でクラブを動かす感覚が出てきます。
その感覚でアプローチすると、2回、3回とどんどんチップインしていきますよ!
この後は練習場の下で芝の上からの練習です。
スイングが早くなったり、大きくなると中心からズレやすくなってくるので、丁寧に揃える練習を繰り返しました。
この日はゴルフ場が空いていたので、早めの昼食。
新メニューの焼き肉丼です。(温玉つき)
ゆっくりと食べてから、コースのスタートまで時間があったので、プロと一緒にパッティングトーナメントをします。
アマチュアは2球打っていい方を選択。
プロは1球で対決です。
2球打てる利点を活かせるか?
ラインも距離感も1度打つことでわかります。
後はそれを実行できるかの勝負になります。
コースの中でもそれぞれのプレーヤーが2球打って、いい方を選択して、またそこから2球打っていい方を選択して、、、というゲーム。
アマチームのベストボールを選んで、そこからまた全員が打ってと繋げていくスクランブルベストボールゲームなどいろんなゲームでプレーしていきます。
スクランブルベストのゲームはアマチュアチーム優秀で、2ホールでパー、バーディでプロチームと互角!
しかし、次にやったスクランブルワーストゲーム(全員で打って、一番悪い球を選択)ではプロチームのパーに対し、アマチュアチームはダブルパーの8と大差。
ここにコースの攻め方やミスショットの精度の違いが出ましたね。
コースの中で、普段と違うゲームをしながら、皆さんいろんな気づきがあったようです。
アプローチも練習の成果が出て、みなさんかなりいい感じで打っていました。
飛距離に関しても「飛ばさない練習」をしたのに、コースではよく飛んでいました。
「こんなに飛んだのは初めて」
「軽く打っているのに飛ぶようになった」
「今までいかに無駄な力を入れていたかわかりました」
「進歩を感じています」
「揃えるだけで強い球が打てるようになりました」
「今まで教わったことと繋がりました」
「アプローチの自信がつきました」
「楽しく充実したレッスン会でした」
など嬉しい声をいただきました。
嬉しい声といえば、5月に北海道から参加してくれたIさんが北海道予選を通過して、「日本アマの出場を決めました!」おめでとうございます!
日本アマもがんばってくださいね!
来月7月のレッスン会は7月1日です。
毎月開催のレッスン会