北の国から | 趣味と日常のお話

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北海道富良野市を舞台に製作された倉本聰さん原作のドラマです。全24話のTVドラマとスペシャル作品8編が製作されています。主演は田中邦衛さん(黒板五郎)、子役の吉岡秀隆さん(黒板純)と中嶋朋子さん(黒板蛍)と共に演じられた黒板一家がこのドラマの主役です。

 

最終作となった「北の国から 2002遺言」

 

ジャケットは田中邦衛さんが演じる黒板五郎さんがお住いになっている石の家の前で撮影されたものです。さすが北海道、雪が舞っていて寒そうです。

【北の国から 相関図】

TVドラマの放送から20年に渡って製作された大作です。登場人物の人間関係は、最初(TVドラマ)から最後(スペシャル作品)まで継続しているので、最初からの人間関係がわかっていないと理解し難いかも知れません。

 

 

登場人物の相関図です。スペシャル作品全8編のDVD購入者に進呈された特典DVDに封入されていた物です。

演じられた俳優さんも鬼籍に入られた方が少なくなく、最終作から20年を経た時の流れを感じます。

 

オープニングテーマ、さだまさしさんの「北の国から ~遥かなる大地より~」は「あ」と「ん」だけで歌詞(?)になっていると言うか、歌詞が無いインストなのか.....きっと、さだまさしさんがレコーディングの締切までに歌詞が書けなくて苦肉の策でこのようになったのでは・・・とずっと思っていました。

どうやらそうではなく、原作者の倉本聰さんとさだまさしさんが対談されたときに、さださんが即興でやったのが「それ良いね」となって、それをベースに作られた楽曲だそうです。意図的に「あ」と「ん」なのですね。

 

「北の国から ~遥かなる大地より~」はドラマのイメージにもロケ地である北海道富良野市麓郷のイメージにもぴったり合った秀作だと思います。「雨やどり」「案山子」「関白宣言」「親父の一番長い日」「道化師のソネット」に並ぶ、さだまさしさんの代表曲のひとつでしょう。

 

※この記事のアクセスが多いので、続きを書いています。

 

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連続ドラマにてメインキャスト(=主要な役)を演じられた俳優さんで鬼籍に入られた方々です。

 

黒板五郎 役 田中邦衛さん

      2021年3月24日(88歳没)老衰
黒板令子 役 いしだあゆみさん

      2025年3月11日(76歳没)甲状腺機能低下症
中畑和夫 役 地井武男さん

      2012年6月29日(70歳没)心不全

中畑ゆり子 役 立石凉子さん

                  2020年8月2日(68歳没)肺がん
北村清吉 役 大滝秀治さん

      2012年10月2日(87歳没)肺扁平上皮がん
北村正子 役 今井和子さん

      2012年10月14日(81歳没)肺がん

笠松杵次 役 大犮柳太朗さん

      1985年9月27日(73歳没)自死

川島竹次 役 小松政夫さん

      2020年12月7日(78歳没)肝細胞がん