風花の里(佐々木丸美)
幼馴染の丈と忍び込んだ雪の邸で、三人の幼児を目撃した星玲子(れいこ)は、
その時川に落ちた愛猫とらを救ってくれた優しい少年に思いを寄せる。
父母を失い一人札幌に向かう道にも、彼は現れた。
丈ととらに護られて成長する星玲子は、一途にかつての少年を思い続けるが、
祖父の“遺産”を巡る策謀と、三人の幼児に繋がる縁(えにし)が彼女を翻弄する。
『雪の断章』 『忘れな草』 『花嫁人形』 姉妹編。
以上、創元 推理文庫の背表紙の紹介文。
佐々木丸美≪孤児≫四部作の完結編。
但し、解説(千野帽子)には、
「≪館≫三部作と交互に刊行されていった一冊一冊がひそかに繋がっていて、
七冊合わせると、スパンの長い、バロック的なストーリーになります」
と書かれていて、
『読み順間違えたかなぁ』という気分になっています。