剱岳<点の記> (新田次郎)
主演:浅野忠信
出演:香川照之、松田龍平、宮崎あおい、仲村トオル、役所広司 他
2009年 東映系ロードショー
以下、文春文庫の背表紙の紹介文を引用
日露戦争直後、前人未到といわれ、また、決して登ってはいけない山と恐れられた北アルプス、剱岳山頂に三角点埋設の至上命令を受けた測量官、柴崎芳太郎。器材の運搬、悪天候、地元の反感など様々な困難と闘いながら柴崎一行は山頂を目指して進んでゆく。そ して、設立間もない日本山岳会隊の影が。山岳小説の白眉といえる。
以上。
点の記とは、三角点設定の記録で、国土地理院に永久保存資料として保管されている。
日露戦争直後という時代において、自国の地図・地形は軍部によって掌握管理するという方向にあり、至上命令という言葉に文系でない、縦社会の厳しさがありながらも、命を賭しての三角点埋設は恥とされ・・・。
小説と書かれていますが、実話です。歴史小説は、実在の人物でもあるところを、脚色してみたり、史実に違うことがあっても、それは著者の意図であり、読者を小説の中に引き込み為の手法ですが、この本は、<点の記>をベースに著者は、あくまで実在の人物は、「こう思っただろう」的な書き方をされています。