依然として強い人気を維持しているラーメンブームですが、ここの
お店は、失礼ながら、特別に強い特徴を持つ味わいでもないのです
が、クセになる味わいで、ときどき無性に食べたくなることがあり
ます。

もちろんご商売は非常に熱心で、濃厚なとんこつスープとか、限定
の~とか、色々と広告宣伝的なご努力はされていて、そのファンも
いらっしゃるとは思うのですが、昨今の強烈なラーメン店競争の
なかでは、むしろ普通の水準のご努力といっていいでしょう。

それなのに、どうしても気になるのです。

それは一体何なんだろう?と思いながら食しました。

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結論としては、レシピが完成している、ということではないかと
思います。極端なことをいえば、乱暴かもしれませんが、誰が
作っても同じ味になるように作られていて、かつそれが守られて
いる、ということではないでしょうか。

特にとんがったところがなくても、商売は成功できる。いやむしろ
誰が作っても同じ品質を保証できるという意味で、経営上の構造
的な強みですらある。

素晴らしい。

こんなラーメン屋さん、ちょっとその辺にはありません。

ラーメン屋で成功したかったら、七志に行って勉強してこい!です。

感謝!