九州鉄道記念館にはC59のトップナンバーが保存されている。
その抜群のコンディションと共に、もはやこれは伝説のような
ものでしょう。

今回、奇跡的に訪問することができました。なんと閉館30分前。
西日が厳しく逆光気味となってしまいました。

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この保存機はいつも非公式側の写真ばかり見ていて、自分が現地を
訪問したときには、必ず公式側で写真を撮ろうと思っていたので
すが、公式側はすぐ駅構内となりフェンスがあるため、そもそも
立入りが出来ないのでした。

ご覧のとおり素晴らしい状態ですので、公式側が観られないのは
つくづく残念です。

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一直線で巨大なテンダに加えてキャブは後傾しており、積算14、
空10という表示は、いかにこの形式が巨大な本線急行用途だっ
たかを物語ります。

C59は保存機が少なく関東には皆無のため、これまで情報に触
れる機会が少なかったのですが、今回トップナンバーの保存機を
直接観ることができて、例えば砂撒き管がケーシング内を通って
いるなど、初めて知ることができました。

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このことで、C62の標準仕様がケーシング内だったことの脈絡
が判明し、長年の疑問が氷解するご褒美もいただきました。

感謝!