埼玉県の川口市。人口は約56万人ととても大きな街です。
その川口市に初めて訪れました。

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川口駅は京浜東北線の駅で、普段は併走する東北本線に乗る
ことが多いため、駅があるのは知っていましたが、通過する
ばかりでした。そのため初めての下車となったわけです。

地図を調べてみると、川口市はドイツと同じような形をして
おり、鉄道は南端を北西方向に通る京浜東北線の他は、市の
最北端を武蔵野線が東西に通って東川口駅があるだけなん
ですね。

一方道路は発達していて、首都高速の川口線と東京外環自動車
道が市の中央部で十字に接続していますから、完全な自動車
社会だということが伺えます。56万人もの人口を要する東京
隣接の市としては珍しいのではないかなと思いました。

それを物語るように、川口駅前は静かな様相で落ち着いており、
横浜の鶴見駅で降りたような印象を受けましたが、鶴見と違う
のは街の空気や時間がゆっくりしていること。

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人々はせかせかすることなく下町情緒たっぷりで、私が新宿
から出掛けていったら「遠いところをありがとうございました」
と言われてしまうほど、ちょっと遠くの街へ出掛けたような
錯覚に陥りました(笑)。

近くて遠い国という言葉がありますが、私にとって川口はまさに
その言葉が当てはまったような気がしました。

今回ご縁をいただいたので、今後も何度かは訪れることになる
と思います。なにしろ、新宿から僅か30分ですから!

感謝!