今日はステロイドパルス療法の

最後の3クール目の初日

昼からは先生の検診もあった


「クレアチンニンの量も横ばい

順調ですが、まだ、まだ

蛋白尿はでています。

•••

タンパク質の量が

減ってますね?

食欲ないことはありませんか?」


「食欲ないことはありませんが?

先生、タンパク質が

足りないと

疲れやすくなったりするの?

なぜか、今週ずっと肩凝りと

首こりが酷くて困ってねんけど」


•••なにかの原因で

タンパク質が体外に漏れてしまう

なんて事が有ったら

困りますからね。」

(先生は別の心配をされているらしぃ)


••

そんな会話があったのも

知らないのに

私が2時を過ぎて病院から帰ると

家内と娘が揃って

「しゃぶ葉へ行こう」息盛ん


(なるほど、今日はまだ 平日だから

ゆっくり頂くことができる)

速攻ゴール


久しぶりに

野菜も好きなだけ

プラス

お肉も腹一杯たべたうえ

美味しいデザートにも

舌鼓を打って

家内に

「もう、晩御飯は要らないや!」

と告げると

「ラッキー!」

と弾みのいい返事が返ってきた。


夕暮れをまって

私は

久しぶりに二月堂へ向けて

散歩にでた


(今日あたり、綺麗な夕日が

見られるかもしれない)

そんな目算もあったが

なにしろ

今日は全く運動が足りてない


いつもなら歩いて15分程の

道のりだが

なるほど、20分以上も

かかったうえ

裏山道の登りの階段近くで

足が痙攣を起こし

その場に座り込む始末


(やっぱり体力、おちてる?)

少し不安になった






もうひとつの期待は

予想通りで

真っ赤な夕日を見ることは出来たが

夕焼けはさほど

気の利いたものでは無く

小焼けもないまま

真っ赤な夕日は

生駒山の灰色の山際に

あっさりと

見えなくなってしまった


帰りの道を表参道の方は回ったのは

近鉄駅前の商店街にある

ダイソーへ

硬貨入れを買いに行く

つもりがあったからで

それは

ことし一年生になったばかりの

コハルが

算数の勉強ができなくて

ママと特訓をしている

と聞いたからだ


なんとか

(算数を教えてあげたいが••

と思案した結果

(実際にお金を持たせて

買い物にかかる

お金を自分で出させる訓練を

したらいいのでは?)

と思い至った


そんな経緯で

少し歩けば何度でも痙攣を起こす

足を引きずり

ダイソーまで硬貨を収める

プラスチックケースを求めて

回り道して帰って来ると

歩数はちょうど

一万を超えていた




そういや

やっぱり

減量しようとして

自然

タンパク質の摂取を

敬遠するように

なっていたかもしれないな