昨晩は深夜に大騒動
里帰り中の娘の部屋から聞こえる
生後一か月の愛娘
いとちゃん
泣き声が止まらない

明日も早出の家内が
眠い目をこすりこすり
赤子を抱く
娘のもとに起きてきた
「うんちが出ない見たい」
申し訳ないなさそうに言う

「いつから出てないの?」
「月曜の朝に、したきり」
「じゃあ、まる、一日半出てないのか?」
「おなか、どう?」
「うん、ちょっと張ってる」
「♯8000番に電話してみようか?
どうしたらいいか?」
「••••」
「電話してみ〜さ!」

娘が電話をしている間
私と家内は
イトの両の足を押さえつけて
綿棒をお尻の穴に差し込んで
ウンチに刺激を与える作戦

だが、なかなか
効果があらわれない

むしろ
イトの泣き声ばかりが
ボリュームアップして
夜のしじまを八裂きにする勢い

「あんまり、やってたら
ひきつけ起こすかもしれないわ」
家内の言葉は
私ごときにはごもっとも
ときこえた

これ以上の
刺激誘導作戦は不可
と判断したころ
電話を切った娘が
私たちの視線に応えるように
「暖かいタオルでお腹をあっためて
ののじにマッサージ
して下さいって!」

なるほど!
三人手分けして
ホットタオルでお腹を
ののじに
マッサージをするも
ガスが三、四発でただけで
幸いなことに
いとが
眠りについてくれたので休戦

今日
気になって娘に
ラインをしたところ


返事があった


まずは一安心