先週末
家族揃ってイオンで
昼ごはんを食べた。
私と家内と
コハルと三人は
イオンシネマの映画を観るため
早めに出ていたので
リョーコさんとヒヨリの
二人とは
レストラン街で
待ち合わせることになった。
少し時間があったので
ソファに腰を下ろして
時間を潰していたけど
コハルには
僅かな時間でも
じっとしているなんて無理。
私と家内の間で
二人によりかかって
体を捻ったり
足を逆さまにしてみたり
でんぐり返ししてみたり
まあ
好き放題。
(シャチホコの図)
やっとのことで
リョーコさんとヒヨリが来て
レストランへ移動して
ご飯を頂いたのだけど
出る段になって気づいた。
(私の財布がない!)
慌てて
あのソファの所へ
駆け戻ってみたものの
財布だけ
残っている筈がない。
幸い
近くのカメラ屋さんに
女性店員さんが居たので
「すみません、ここに
財布忘れてませんでしたか?」
と尋ねてみると
「あー!それでしたら
インフォメーションセンターへ
預けて来ました。」
と教えてくれた。
私の顔はきっと
さぞかし
輝いて見えたに違いない。
「それは、どうも
ありがとうございました。
助かりました。」
お礼もそこそこで
インフォメーションセンター
目指して
足早で歩いていったが
正確な場所を知らなかったので
ウロウロして
歩いているうちに
後から追いかけてきた
リョーコさんと
センター前で一緒になった。
「あ〜それなら、届け出ありました。」
落ち着いた感じの
年配の女性が応対してくれた。
「お名前いいですか?」
「はい、〇〇○です。」
「ご住所いいでか?」
「はい、〇〇〇〇です。」
「お金どれくらい入ってた
か分かります?」
(うっ!そうだ!財布の中に
お金は60円くらいしか
入って無かったんだっけ。
この年で、恥ずかし〜。)
「・ぼぼ、入ってなかったと思います。」
「あ〜、それで、
取られなかったのかもしれませんね。
ひょっとしたら
『抜かれたのかも?』
って
話して居たんです。」
「それはどうも・・・
ご心配頂きまして・・」