今日のコーデ

続きです。
彼女は割と近くに住んでいる事がわかったので、
また会って彼の話をしようと連絡先を交換した。
私は彼の話がしたいと言うより、
単純に彼女のことが心配だった。
付き合って3年だと言っていたし、
きっと結婚も考えていたんだろう。
本当にバカなんだから。
その後、お父様にも挨拶をした。
私は四国で一度お会いした事があります。と言うと
なんとあの1日と言うか一晩の事を覚えていた。
そしてあの時を振り返り、
「息子はライダーはこれが普通って言ったけど、
若い女の子を家に泊めるなんてね、
私には理解出来なくて・・・。
大丈夫なのかって思っていた。」
と、言っていた。
どうやら私たちは非常識だと思われていた

お父様があの日のことを覚えていたので、
私はあの日どんなフォーメーションで寝たのか
聞きたくなったが、(←やめろっ)
安心してください、聞きませんでした。
お父様の話によると、
彼は全く帰省しなくて、
年末にお母様が亡くなった時に、
久しぶりに会ったのだそう。
年賀状が来ていたし、
お母様が亡くなった事は知らなかった。
年末ギリギリに亡くなったんだろうか。
きっと今頃あっちでお母さんにも怒られてるわ。
でもお父様にしたら、妻を亡くした数ヶ月後に
息子も亡くすなんて。
あまりにも酷だ。
バイクも山も危ないから辞めろって
言いたかったけど、
言ったところで聞かないのは分かっていたから
言わなかったそうです。
それはどっちかって言うと
私もそっち側なので耳が痛い💦
他にもバカ息子の話を色々してくれた。
横須賀に行くのに渋滞もあって6時間かかった。
2時間半ほど彼と過ごして、
また5時間かけて帰った。
10時間以上運転して、
家に着いたのは深夜1時過ぎだったけど、
ちゃんとお別れを言えて、
いや、バカしか言ってないかもしれないけど、
最後に会えてよかった。
私がそっちに行った時は、
今度こそ名前だけじゃなくお姫様扱いして欲しい。
きっともっとBBAになってるんだけど、
あれ?もしかして彼は40代のままで、
私だけがBBAになっているのか?
それでもきっと彼は私のことを
姫と呼ぶに違いない。
だって彼と私の間にはそれ以外の名前ないし。
姫なんだから馬車かなんかで
盛大にお迎えに来て。
迎えてくれたら1番に聞いてみよう。
「四国でお父さんとどうやって寝たっけ?」
終わり。