石川尚子さんの著書『オランダ流コーチングがぶれない「自分軸」を作る』について、先日も触れましたが、今回はさらに感じたことをお伝えしたいと思います。
世界幸福度ランキングで常に上位に位置するオランダ。
その背景には、子どもたちの主体性を引き出す教育があると知り、深い感銘を受けました。
オランダでは、教員養成大学の1年生から毎週教育実習が始まり、実習後には「コーチングを受ける」「コーチングを実践する」時間が設けられています。
教師は単なる評価者ではなく、問いかけを通じて、子どもたちが「自分で考え、気づき、前に進む力」を引き出すコーチの役割を担います。
「穏やかで相手を尊重する話し方」や「沈黙を待つ姿勢」。これらはすべて、子どもたちを信じる「あり方」から生まれています。
この信じる力こそが、子どもたちの自己肯定感を高め、成長を支えていると感じました。
先日、中学時代の親友と話していると、こんな言葉をかけられました。
「昔、なんでそんなに勉強してるの?って聞いたら、不安だからって言ってたよね。」
その瞬間、忘れていた当時の自分の気持ちが鮮明に蘇りました![]()
私はとても心配性で、成績が上がらないことが怖くて、不安を解消するために必死に勉強していました![]()
試験前は、授業ノートや問題集の解説をひたすら暗記する日々。
学ぶ楽しさも自信もほとんど感じることはなく、いつも焦っていた記憶が蘇ります![]()
そして、あの頃詰め込んだ知識は今やほとんど記憶に残っていません。
この頃、もしも「きっとできるよ
」と信じて待ってくれる存在が身近にいたら、きっともっと学びを楽しめたのではないかと考えてしまいます。
教育の本当の目的は、正解を教えることではない。「人を信じ、その人の力を引き出すこと」。それを改めて教えてくれた一冊でした。
