8月の入院後、リハビリのため現在老人ホームにいる父。

 

3か月の予定を1か月延長して、1月中旬から在宅介護を目指して準備しようと動き出しましたびっくりマーク

 

これからケアマネージャーさんと相談しながら、家の中に手すりをつけたり福祉用具のレンタルの準備をしたり、父に合ったデイサービスを探したり…、少しでも母の負担が軽くなるように支えるのが私の役割だと思って頑張ろうと思いますニコニコ

 

週末は、仕事で那須に住む兄が来て、母と3人で父に会いに行くと、施設の玄関で車いすに座って待っていた父は、兄の顔を見るなり目を見開いて両手を広げて歓迎しました音譜


あまり感情を表に出すタイプではない父なのですが、兄が来てくれたことがよほど嬉しかったんだなぁ、と嬉しくなりましたアップ

 

その夜は、実家で3人で食事をしながらいろいろな話をしました。

 

父が入院する前に余裕がなくて、父に優しくできなかったことをずっと悔やんできた母悲しい

 

お父さん、洗い物してくれるんだけど、いつも汚れついてて汚いから、怒っちゃったりしてたんだけどね。少しでも私に楽させてあげようと洗ってくれてたのよね~。

 

私が友達と遊んで夜7時半、8時頃帰ってきても、ご飯ないのに文句も言わずに待っててくれたのよね~。

 

私がわがまま言っても、なーんにも文句言わない優しいお父さんなのよね~。

 

ぽつり、ぽつりと父に対する感謝の思いを話し始めました。

 

父が8月中旬に入院、その後老人ホームに入所してから3か月半、気持ちに余裕がなく頭の中も混乱状態で、なんだか話がかみ合わないことも多かった母。


ようやく気持ちの整理がついて、父が帰ってきたらあれもしてあげたいアップこれもしてあげたいアップと前向きな話をするようになり、心が大きく変わったのを感じましたニコニコ

 

昨年末あたりから、表情が乏しくなりうつ気味だった父も、最近は表情豊かで話もできるようになって、明らかに元気になってきているように感じますびっくりマーク

 

在宅介護の大変さはこれから経験することになるのだと思うけれど、とりあえず大きな山を一つ越えた気がして、美味しくお酒を飲めた夜でした音譜

 

「家族心理学の話なんだけど、家族の誰かに問題が起きるときっていうのは、家族にゆがみがあって、そのゆがみを表に出す役割を誰かがしてくれている、っていう考えもできるんだって。お父さんが大切なことを教えてくれたのかもね。きっとお父さんが帰ってきたら、今まで以上に夫婦一緒に過ごせることに感謝できて、幸せな時間を過ごせるかもね。」

 

と、チラッと話したら、「それってどういうこと??」と母が食いついてきました。

 

「ここ数か月のお父さんと離れて考える時間がなかったら、お父さんが帰ってきても以前のように余裕がなくなってきつく当たってしまって・・・、ってなって苦しんだかもしれないけど、少し離れて自分とお父さんの今までを振り返れて、心からお父さんと一緒に家で過ごしたい!って思えたことは、すごく深い意味があったことなんじゃない?残りの人生を、夫婦で幸せに過ごすために大切な心を教えてくれた、ってとらえたら、お父さんの入院もすごく意味があることになるよね。」

 

と話すと、

 

ほんとそう!そうなの!

 

と母は心のもやもやが取れたような、スッキリした表情をしていましたスター

 

 



以前、Voicyで心理カウンセラーで作家の野口嘉則先生

 

家族のゆがみを整えると、個人の問題が解決する!?【家族心理学と家族療法】

 

という回を聞いて心に残っていたのですが、我が実家に当てはめてみたことで、とても大切なことを気づくきっかけになったので記録しておこうと思います。

 

Voicyの中で、健康な家族の共通点


児童精神科医だったミニューチンという家族療法家は

 

【世代間境界】がしっかりあるということ。

世代間境界とは、親世代と子世代の間を分ける境界線のこと。

この世代間境界がしっかりしていない家庭では、家族のだれかに問題が起きやすい。

 

ということを発見したそうです。

 

本来、父と母、という夫婦連合がしっかりできていることが大切で、ともに相談し合い一緒に乗り越えていく夫婦関係が健康な家庭なのに対して、我が家は母と子が二人で相談し協力する、関係の強い母子連合だったように思います。

 

昔から、我が家は代わる代わる誰かに問題が起きていて…。

その度に私と母が強い結束で乗り越えていこう!と必死になっていて。

 

そんな姿を横目に父は心配性の母をなだめるような役割でした。

 

一昨年の母の病気や弟のうつ、ひきこもりのときも、本来なら母は父を頼りにして、夫婦連合をしっかり作って乗り越えていくのが健全な姿だったところを、母は私を頼り、私も母と突っ走って、父はどこか蚊帳の外にしてしまっていました。

 

本当は母は誰よりも父に何でも相談をして、最強の夫婦連合で乗り越えていくことが健全な形だったのだと思います。

 

母は子どもが大人になった今でも、子どもの些細な行動や言動で不安になったり心配したりして、親子の適切な距離を保つことができていない点も、不健康な家族だったのかもしれません。

 

最近は逆に、私が母のことが心配で過保護になっていた気もします汗うさぎ

 

自分の家族が健康か、不健康かなんて考えたことがなかったけれど、こうやって考えてみると…けっこう不健康でしたね。

 

これから健康な家族になっていくといいなぁ。

 

家族心理学とか家族療法の考え方が深くて、興味がますます湧いてきました。

 

これからの父の人生の最終章は、夫婦が夫婦らしく幸せな時間を過ごして欲しいですニコニコ