昨年の春、モビリティーリゾートもてぎに遊びに行ったとき、補助なしの自転車に乗れるようになった長男は、「モーターサイクルトレーニング」というバイクのアトラクションにハマって、何度も何度も乗っていました
ヘルメットをがぶって、アクセルとブレーキのハンドル操作も本格的で、楽しくて楽しくて・・・、という感じで
そして、補助なしに乗れない次男はこのアトラクションには乗れず、兄をうらやましそ~うに見ながら、小さい子でも乗れるゴーカートやかわいらしい乗り物に乗っていました
しばらく「オレもバイク乗りたかったなぁ…」と言っていたので、「補助なしの自転車乗れるようになったらまた来ようね」と話していたのですが。
その後、補助なしの練習をしようと声をかけても、少し練習して乗れないと思うと、やっぱり補助ありでいいと言って、頑なに補助なしの練習をしようとしませんでした負けず嫌いの性格なので、きっと乗れない自分が受け入れられなかったのかもしれません
でも、自転車を乗り回しているときには補助輪が浮いててほとんど頼っていないし、これならほんの少し勇気を出して練習すれば絶対乗れると確信した私は、
「(次男)くん、こんなにスピードだしてうまく自転車乗れてるんだから、補助なし絶対乗れると思うよ」
と言うと…
「う…ん、でもオレは補助ありでいい」
という返事そして、スマホでモビリティーリゾートもてぎのHPのバイクのアトラクションを見せながら、
「(次男)くん、補助なし乗れたらこのバイク乗りに行こうよお約束するから」
と耳元で特別感をたっぷり出して話しをしたら、
「うんバイク乗る」
と言って、その日、1時間もしないで補助なしに乗れるようになったのです
そして、先週末に念願のモーターサイクルトレーニングを乗りに行ってきました
最初はよろよろしながらも何度も乗って上達し、嬉しそうに自信満々の顔になっていく次男。
できなかったことができるようになる喜びを感じられてるんだろうなぁ、と嬉しくなりました
「やらなければならない」という意識でする努力は苦しい。
でも、自分が心から「うまくなりたい」と思うと、自分の頭で必死に考えていて、何度もチャレンジする姿はとても凛々しくて、しかもすごいスピードで上達していく
好きなことと嫌いなことがハッキリしていて心配になるけれど、本気になるとすごい瞬発力を見せる次男。
これから「やらなければならない」ことも増えていくんだろうけれど、一緒にその先にある楽しみを見出しながら「やりたい」を大切に、これからも応援していきたい
そして、6歳にして健気に親の期待に応えようとしてしまう長男。人がどう思うかよりも自分の「やりたい」を大事に、自分の人生を切り開いていって欲しい
そんなことをしみじみ感じた週末でした
あっ、そして忘れてはいけないのが、私自身が「やりたい」を大事に人生を楽しんでいる姿を見せること
だった。
大変なこともたくさんあるけど、楽しめる瞬間は楽しむこの世の中は素敵なところだよ〜、って教えてあげたい