今日は父に会いに母と老人ホームに行ってきました
父のやる気を出させるためにも、私たちが行く時間に合わせてリハビリをして見せてくれたりします
おもりをつけて腕や足を上げたり下ろしたり、手すりにつかまって立つ練習、そして歩く練習
真剣に、一生懸命リハビリに取り組み、1か月前からは想像ができない回復をしている父の姿を見ると、私が元気をもらえます
リハビリの先生が、
「さぁ、手すりにつかまって立って、空を見てみましょう!」
と言われ、腕をプルプル振るわせながらも必死に手すりにつかまってやっとの思いで立ち上がる父
「そうです、いいですね。いつまでも立っていられそうですね」
なんという素敵な声掛け
「歩けるようになってお正月にはおうちに帰らなくちゃ。」
と・・・。とにかく前向きな声掛けをシャワーのように浴びせてくれる、素晴らしい先生との出会いに感謝です
「お正月にはとろみつければビール飲めますかね?」
と私が聞いたら、
「とろみビール、いいじゃなーい」
なんて冗談を言ったりして。
Voicyの「前野夫妻の幸福学TIPS」でピグマリオン効果のお話をとても興味深く聞かせてもらいました
病院で「現状維持か衰えるしか…」と言われた高齢者の父でも、「絶対良くなる!」と信じて関わってくださる方たちのおかげで回復しているんだなぁ、と感謝の思いでいっぱいになりました。
「テストの前にゲームやってるなんて、余裕あるなぁ。すごい集中力だなぁ。」
なんて心から言える前野先生、すごいですよね
息子さんの
「今まで勉強してこなかったからどんな人になれるかわからないけど、自分は幸せになる自信だけはあるから、安心して。お父さん、お母さん!」
という言葉、感動しちゃいました。
私も子どもを信じ抜ける親になりたい、そう強く思いました