私の中学、高校時代はというと・・・。真面目で不安症。部活は忙しくなって勉強できなくなると不安だから楽な部活にとりあえず入部。高校受験は落ちたら怖いから、筆記試験のない面接だけで入れる学校へ。
いつでも石橋をたたきまくるタイプで、リスクのある挑戦から逃げまくってきました。
友達と昔話をしていたときに、「中学時代、何でそんなに勉強できるの?って聞いたら不安だから勉強する、って言ってたよね。」と言われて思わず笑ってしまいましたが、本当にその通りでした。
不安な気持ちに突き動かされ、やらなければならないと追い込まれて詰め込んだ勉強・・・、「はい、まったく今私の頭にのこっていませーーーーんあんなにがんばったのにーーー」
勉強以前に本当の意味で自分の頭で考えなければいけなかったことを考えることをせずに、ただ不安だから勉強していました。辛いわぁ…、そんな人生
その結果、大学受験の頃になってもどこに行きたいかも定まらずふらふら悩み続けて苦しみました。とにかく苦しかった青春時代昭和の教育はきびしかった…。
「不登校、いじめが10年連続過去最多を更新」
「日本の子ども達 身体的健康は 1 位でありながら、精神的幸福度は ほぼ最下位」
そんなニュースばかりが気になってしまう今日この頃今この瞬間も苦しんでいる家族がたくさんいるんですよね
抜け出せないトンネルの中にいる人達が…。
弟が不登校だったあの頃の我が家を思い出すと、私も胸が苦しくなります
「勉強しないと苦労するよ!」
「頑張らないと後で後悔するからね。」
「〜ちゃんはできるってよー」
「苦しい努力の先に幸せがあるんだからから我慢して頑張れ!」
そんなこと言わなくていい…
「できるようになるって楽しいね、嬉しいね!」
「自分が夢中になれること、ワクワクできることを探そう!」
「好きなことで人の役に立って、感謝される人生って素敵だよ!」
「知らなかったことを知るって、勉強するって、本当は楽しいことなんだよ。」(私は最近ようやく知ったけど…)
子どもの心に寄り添ってあげれる人になりたい、子どもの心を尊重してあげれる人になりたい、人生楽しいよ〜、って教えてあげられる人になりたい。
〜しないと〜できないよ
じゃなくて
〜すると〜できるんだよ
って、私が関わることができる子どもや生徒達には前向きな言葉をたくさんかけてあげたい、そう思います