私たちが挑戦する“まちづくり”のテーマは、
人口減少・高齢時代の
「地方における交流人口の拡大」です。
私たちは、地方が自立する交流人口の拡大のため、
「環境」:地域のアメニティとサスティナビリティ
「観光」:居住者と来訪者に豊かな交流とホスピタリティ
「雇用」:自立した経済と誇り
の3つのKを切り口として、
交流人口の拡大実現へのプロセスを提供しています。
たとえば、↓
●地域産業・地域遺産とのふれあい観光
(既存産業を基盤にした自立する産業の再構築)
# 消費者の第2,第3の“ふるさと”となるべく、
ふれあいの旅を通じた地域産業ファンの拡大
# “地域の知識”と“外からの視点”とを融合した
地域遺産の再発見に基づくふれあいプログラムの構築
# 「地域産業」「地域遺産」「ふれあい観光」を結び、
地域全体で経済波及を受けとめる
“組織と人財”の創出・育成
●地域をあげたホスピタリティ・アライアンス
(お客様を迎えることを軸としたコミュニティの再構築)
# 地域のホスピタリティ力向上を目指し
一丸の仕組みづくりを通じたコミュニティの復権
# 小グループ・家族旅行者などをターゲットに
交流旅行者(リピーター)拡大スキームの構築
# 少子高齢化時代のユニバーサルデザインツーリズム
対応システムの構築を通じた、地域のホスピタリティ力向上
●“ふれあい観光”
“ホスピタリティ・アライアンス”のための
インフラストラクチャ計画
(インフラストラクチャの再計画)
# “ふれあい観光”と“ホスピタリティ・アライアンス”。
ソフトの容れものとしてのインフラ構想
# インフラにふれあい観光を演出する、デザインの導入
# 地域内交流と都市/地方間交流を促進する、
インダストリースペースの計画
# ユニバーサルデザインを地域標準に
日常生活の豊かさを演出する、空間構成の導入
しかし、言うは易し、行うは難し
私たちは、地域とともに汗を流して、実現に邁進します。
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地域遺産とホスピタリティの『まちづくり短信』
を、よろしくお願いします。
なお、このブログのコメントは、
執筆者が属する組織の見解を示すものではありません。
(「短信」は、執筆者の母校・自由学園の創立者、羽仁吉一先生の著書
「雑司ヶ谷短信」にあやかりました。)