8月31日。
8月最後の日の慌ただしい出来事。

 

 

    

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オンライン片付けサポーター
森田眞智代

この日は、昼前から出来事の多い半日になりました。

近所の火事

11時ごろだったと思います。

家にいると、消防自動車のサイレンがかなり近くで聞こえてきました。

一台だけではなく、何台も続いて近づいてきていました。

そのうちヘリコプターまで、けたたましいエンジン音で上空を円を描くように飛んでいました。
 

「この分だと、かなり近くなのかな」

そう思いながらも、この日は午後から3か月ごとの受診日。

 

検査がある日だったので、いつもより少し早めに家を出る準備をしていました。

 

外の様子が気になりながらも、バスの時間も迫ってきていました。

急いで支度をしてエレベーターに乗ると、マンションの知人の方と一緒になりました。

 

そこで、

「今、近くで火事があって、かなり燃えていたよ

燃えカスも飛んできていて、煙もこちらの方に向かっている」

と話しかけてくださいました。

そう言われて外を見ると、たしかに少しかすんだように見えました。

 

いつもの景色なのに、少し違って見える。

近くで火事が起きていると思うと、急に現実味が増してきました。

 

火事があった場所は、バス停の近く。

道路を渡ったところの裏あたりでした。

現場自体は見えていませんが、周囲は煙でくすんでいました。

 

こんなに近くで火事が起きることがあるんだ。

「原因は何だったんだろう?」

そんなことを思いながら、私はバス停へ向かいました。

 

バスの中でのこと

まもなくしてバスが来て乗車し、少し走ったところで信号待ちになりました。

 

すると、運転手さんが運転席から振り向いて、

「座らなくていいですか?」

と私に声をかけてくださいました。

 

周囲に空いている席はありません。

私は「大丈夫です」と答えたのですが、

その会話に気づいた近くの若い方が席を空けてくださいました。

 

運転手さんは席が空いたのを確認すると、

「空きました」

と、再び振り向いて声をかけてくださいました。

お二人に「ありがとうございます」とお礼を伝え、

ありがたく座らせていただきました。

 

座りながら、

運転手さんには、私がどう映ったのだろう。

きつそうに見えたのかな。

それとも、年齢的にそう見えたのかな。

そんなことを少し考えていました。

 

でも、実際に疲労感はあったので、声をかけてくださった運転手さんにも、
席を譲ってくださった方にも感謝です。

 

循環器の検査

病院に着き、検査に回りました。

 

この日は循環器の検査。

歩きながら、脈や心臓の動きを見る検査です。

機械で歩く速さが決まっていて、その速さに合わせて歩きます。

普通の人にとっては、とてもゆっくりしたペースなのかもしれません。

 

でも私にとっては、

「この速さについていけるかな」
ここ数年はこのスピードで歩いたことない、いや歩けない

と思うくらい、ちょっと怖い速さでした。

 

歩行が困難なことは、事前に伝えてありました。

先生も診察時の私の動きから、感じてくださっていました。

それでも実際に検査が始まれば、

機械のペースについていかなければなりません。

 

10年前に足の手術をしてから、出勤時に声をかけてくれる同僚と一緒に歩いても、

歩幅を合わせることができなくなっていました。

「私、遅いから先に行って」

そうよく言っていました。

 

だから今回の検査にも、かなりの不安がありました。

ところが――

機械のスピードについていけていました。

歩けました。

 

実は、この検査の1〜2週間ほど前に、アキレス腱が伸びてるという感覚から
急に歩きが少し軽くなっていました。

 

その感覚が戻ってきた後の検査だったので、今回ついていけたのだと思います。

 

検査が終わった後は、足がさらに少し軽くなったようにも感じました。

思いがけず、いいリハビリになりました。

 

診察では、検査の結果、心臓には異常はなく問題なしとのこと。

その言葉を聞いて、まずはほっとしました。

 

これから寒くなることを考えて、

「血圧の薬だけは元に戻しておこうね」

ということになりました。

 

心臓の分野では、まだまだ長生きしそうです

そう思うと、ありがたいような、少し複雑なような。

でも、「問題なし」と言われることは、やっぱり安心につながります。

処方箋を受け取って、そのまま薬局へ

処方箋をもらったら、すぐに写真を撮って自宅近くの薬局へ送信し、

薬を調剤してもらっています。

 

これまでは病院を出たあと、下半身の脱力感や疲労があり、

帰るのがやっとで、そのまま薬局へ向かう余裕がありませんでした。

 

一度自宅に戻り、

薬の受け取りは1〜2日後や処方箋の期限が切れる日まで。

 

歩行に関してなぜか歩ける時間そのものに制限があるような状態だったんです。

 

でも、この日は違いました。

帰りにそのまま薬局まで行けるくらい、

足が、そして歩くこと自体が軽くなっていました。

 

たったそれだけのことかもしれません。

でも、私にとっては大きなことでした。

 

病院に行く。

検査を受ける。

診察を受ける。

そして、そのまま薬局まで行く。

 

これまでなら、この一連の途中で一度止まっていました。

それが、この日は続けてできた。

自分の体の大きな変化を感じた瞬間でした。

心も体もよく動けた半日

帰宅後は、電話での約束がありました。

約1時間ちょっと話をして、その後は夕食の準備。

 

そこまで終えると、さすがに疲れが出ました。

体が、「今日はここまで」

と言っているようでした。

 

昼前の火事から始まり、

病院へ向かうバスの中での出来事。

循環器の検査。

診察とその結果。

そのまま薬局へ行けたこと。

そして帰宅後の予定。

心も体もよく動けた半日でした。

 

まわりが薄暗くなったころ、雷の音が響いていました。

雨の気配はまったくありませんでしたが、夜中には降ったのでしょうか。

 

8月31日。

8月最後の日の慌ただしい出来事。

少し不安になることもありましたが、

人のやさしさと、自分の体の変化を感じた日でもありました。

そして私にとって、

「少し先が見えた日」

になりました。

 

秋は、もうそこまで来ています。

次は、どんなページが待っているのでしょう。


 

 

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