Ram-Zet / Freaks in Wonderland 2012年神盤君臨 †
前記事の予告からLIVEが重なりーので、すっかり遅くなってしまったが
AMON AMARTH~ARCH ENEMYに続きすぎ!それにしても我国のアチエネ人気は異常デス
おっと本題へ 2012年の記念すべき神盤第一弾の発表
2011年のUnexpect / Fables of the Sleepless Empireが神盤だったのは
記憶に新しいが、アヴァンギャルド系では元祖というべくRam-Zetが
「オレたちを忘れてもらってはイカン!」 と言ってるかのように神盤を出してきた。
5枚目にしてもマンネリ感など全くない、これまで以上にメタル度も上昇させた
元祖アヴァンギャルド軍団が君臨だ。
Ram-Zet / Freaks in Wonderland

Number: 5th
Release: January 24th, 2012
Genre: Avant-garde / Black / Gothic / Progressive Metal
Origin: Norway
http://www.facebook.com/pages/Ram-Zet/310331855671437
http://www.myspace.com/ramzetofficial
嬢メタル rate ★★★★★ (5.0/5.0)
1. Story Without a Happy End ★★★★
オープニングナンバーは3rd Intra以降で確立されたRam-Zetサウンドの象徴と
言えるメタル度が高いへヴィなサウンドだ。また中盤からのジャズィなサウンド
にフラメンコ調のギターソロもRam-Zetならではだ。
SfinX嬢の伸びやかなヴォーカルにはニンマリするしかない。
2. I Am ★★★★★
メロデス調から不協和音なサウンドにSfinX嬢の過去最高のパワーを感じられる
妖艶な歌声、これには幸福を感じられずにはいられない。アヴァンギャルドの
ジャンルを越えた実に素晴らしい神曲である。
3. Mojo ★★★★
前作Neutralizedに最も近い音作りであり、アルバムの中では一番キャッチーな
サウンドに仕上がっている。
4. Land of Fury ★★★★★
強烈でへヴィなイントロからも今作の象徴的なハードなナンバーだ。
しかしながら中盤からのゴシカルな鍵盤とSfinX嬢のスキャットそして
Zet男爵のバックコーラス的な絡み合いも心地良い。
5. Madre ★★★★★
オルガンとダンサブルな曲調はアヴァンギャルドのお手本とも言える作品だ。
また中盤からのゴシカルなエッセンスの使い方には恐れ入るし、エンディングの
SfinX嬢の歌唱手法が素晴らしい。欲を言えば、もっと長い曲にすべきと思う。
6. Circle ★★★★
Zet男爵が唯一目立つ作品のように感じられたが、アルバムごとに
SfinX嬢が目立ってきているのは歓迎だ。エンディングのアニメヴォイスにはゴクリ。
7. The Sign ★★★
全般的にプログレシッブな作風であるがSfinX嬢の伸びのある歌声と
バックコーラス手法のZet男爵が曲を盛上げている。
8. As the Carpet Silent Falls ★★★
ゴシカルでプログレシッブな作風が7曲目と被るが10分の大作ゆえに
中盤からナニかあるだろう、と思われたが終始ゴシックで完結してしまった。
アルバムのエンディングとしては有りなのかもしれないが、やはりRam-Zet
らしさを貫いてほしかった。
総評は先に記したとおりメタル度を上昇させたRam-Zetらしさを十分に
感じることができたアルバムではあったが、終盤の2曲は意図的なのだろうが
ゴシカルでプログレシッブなテイストになってしまったのが実に惜しい。
しかしながら、アルバム全体像としての完成度は高く、雑多的なサウンド
ではないため飽きがこない。
昨今のゴシックやメロデス系には個性が埋没してしまっているから、
生LIVEではそれなりに楽しめるもののアルバムとして聴いていると
どうも飽きてしまう傾向が多い。
先日の大物LIVEも毎回、楽しいんだけどアルバムは飽きちゃったし(汗)
ちなみにRam-Zetの最高傑作は今でも2002年の2ndアルバムEscapeである。


さて、Ram-ZetについてはUnexpectと同様、この手を好きでもない限りほとんど知られてないだろう。
しかし、Unexpectのレビューを機に問い合わせも多かったから、
Ram-Zetについてもここで一気に広めさせてしまおう!
デビューアルバムからイッキレビュー!

Pure Therapy
1st 2000
★★★☆ (3.5/5.0)
デビューアルバムはアヴァンギャルド要素は低く、いわゆるインダストリアルメタル
と言える。しかし、ザクザクしたギタービートが心地良く、時にはDopeテイストな
ダンサブルなエッセンスもある。Ram-Zetのルーツを確認する意味も有りファンは必聴だ。

Escape
2nd 2002
★★★★★
(5.0/5.0)
すでにオープニングナンバーR.I.Pでやるべき、やりたい方向性が確認できるアルバムだ。
楽曲と男女ヴォーカルの連動やアヴァンギャルドの肝である予想外の緩急あるシフトが素晴らしい。
楽曲にもオルガンやシンフォニックを導入させシンフォブラックやゴシック要素をも
加味させてきている。またヴァイオリンを前面にフィーチャーさせた大作The Seekerは
Unexpectよりも先にアヴァンギャルドの世界観を確立させたのだ。この曲は今の時代でも
神曲と言える。但し、2002年という時代背景からは早すぎたサウンドだっただろう。
このサウンドに時代はまだ追いつけてはいなかったのだ。
Zetの声質が早口になればなるほどCradle of Filthのダニ男爵のように聴こえるが
そんなことは問題ではない。このアルバムはRam-Zetの音楽性を確立させただけではなく
アヴァンギャルドの世界観を確立させた神盤だ。絶対的オススメ盤である。

Intra
3rd 2005
★★★★☆ (4.5/5.0)
前作の衝撃度があまりにも凄まじかった後のアルバムはどうなるのか?
そればかりが気になった作品というのが奥深い記憶にある作品である。
全編を通してメタル度が格段に増しディストーションの効いたギターリフが
前面に出てきたのだ。またリフにはスラッシュなエッセンスも感じられた。
しかしながらRam-Zetが単純な音作りをするわけがなく、SfinX嬢の優しげな
ヴォーカルとZetのヴァンパイア調のヴォーカルが要となり前作からの世界観を
見事に継承させている。メタル度が高くなったのは今の作品にも通じているわけだから
バンドの象徴的なサウンドは実は前作よりもこのアルバムだろう。

Neutralized
4th 2009
★★★★☆ (4.5/5.0)
ようやくアヴァンギャルドが日の目を浴びてきた時代となり、気がつけば
嬢メタルシーンにも多くのアヴァンギャルド系が乱立してきた。
それはリスペクトされていたり、単純に真似事のバンドも含めて多くなるのは
いつの時代も同じことだ。そんな時代背景の2009年のアルバムNeutralizedは
オープニングナンバーInfamiaから3曲目の222までは予想に反した
キャッチーでタイトな仕上げであり、驚いてしまった。但し、それはこの
アルバムの切り口に過ぎず本編は4曲目Addictから始まる。
特に6曲目Beautiful Painのようなフラメンコギターを用いたプログレシッブ
な曲作りや7曲目To Ashesのノイズィなオープニングからオルガンをベースにさせながら
SfinX嬢の優美な歌声と邪悪なZet男爵の濁声の調和は他のバンドには真似ができない
秀逸さが光っている。

2012年、今年の初めは似たようなゴシック系が乱発されたため 今年はまたしてもゴシックイヤー
なのか?と思ったが ・・・ いやいや、今年はアヴァンギャルドがキテル
ヤバすぎるAkphaezyaのアンソロジーの続編に
ノスタルズィな世界観があるDiablo Swing Orchestraのアルバムが出てくる。
Ram-Zetを含めて、この3バンドで今年はお腹イッパイになりそうだ。
あ、Agonistは別腹ですから
それから前記事の通り、第一クール(1月~3月)は神盤が多く出たが
Ram-Zetのような濃い記事を書いてたんじゃ、1年経ってしまうから次回は
ドドーンと出すつもりデス。
その前にEthsのレビューしなきゃいかんかな? †嬢メタル協会†
AMON AMARTH~ARCH ENEMYに続きすぎ!それにしても我国のアチエネ人気は異常デス
おっと本題へ 2012年の記念すべき神盤第一弾の発表

2011年のUnexpect / Fables of the Sleepless Empireが神盤だったのは
記憶に新しいが、アヴァンギャルド系では元祖というべくRam-Zetが
「オレたちを忘れてもらってはイカン!」 と言ってるかのように神盤を出してきた。
5枚目にしてもマンネリ感など全くない、これまで以上にメタル度も上昇させた
元祖アヴァンギャルド軍団が君臨だ。
Ram-Zet / Freaks in Wonderland

Number: 5th
Release: January 24th, 2012
Genre: Avant-garde / Black / Gothic / Progressive Metal
Origin: Norway
http://www.facebook.com/pages/Ram-Zet/310331855671437
http://www.myspace.com/ramzetofficial嬢メタル rate ★★★★★ (5.0/5.0)
1. Story Without a Happy End ★★★★
オープニングナンバーは3rd Intra以降で確立されたRam-Zetサウンドの象徴と
言えるメタル度が高いへヴィなサウンドだ。また中盤からのジャズィなサウンド
にフラメンコ調のギターソロもRam-Zetならではだ。
SfinX嬢の伸びやかなヴォーカルにはニンマリするしかない。
2. I Am ★★★★★
メロデス調から不協和音なサウンドにSfinX嬢の過去最高のパワーを感じられる
妖艶な歌声、これには幸福を感じられずにはいられない。アヴァンギャルドの
ジャンルを越えた実に素晴らしい神曲である。
3. Mojo ★★★★
前作Neutralizedに最も近い音作りであり、アルバムの中では一番キャッチーな
サウンドに仕上がっている。
4. Land of Fury ★★★★★
強烈でへヴィなイントロからも今作の象徴的なハードなナンバーだ。
しかしながら中盤からのゴシカルな鍵盤とSfinX嬢のスキャットそして
Zet男爵のバックコーラス的な絡み合いも心地良い。
5. Madre ★★★★★
オルガンとダンサブルな曲調はアヴァンギャルドのお手本とも言える作品だ。
また中盤からのゴシカルなエッセンスの使い方には恐れ入るし、エンディングの
SfinX嬢の歌唱手法が素晴らしい。欲を言えば、もっと長い曲にすべきと思う。
6. Circle ★★★★
Zet男爵が唯一目立つ作品のように感じられたが、アルバムごとに
SfinX嬢が目立ってきているのは歓迎だ。エンディングのアニメヴォイスにはゴクリ。
7. The Sign ★★★
全般的にプログレシッブな作風であるがSfinX嬢の伸びのある歌声と
バックコーラス手法のZet男爵が曲を盛上げている。
8. As the Carpet Silent Falls ★★★
ゴシカルでプログレシッブな作風が7曲目と被るが10分の大作ゆえに
中盤からナニかあるだろう、と思われたが終始ゴシックで完結してしまった。
アルバムのエンディングとしては有りなのかもしれないが、やはりRam-Zet
らしさを貫いてほしかった。
総評は先に記したとおりメタル度を上昇させたRam-Zetらしさを十分に
感じることができたアルバムではあったが、終盤の2曲は意図的なのだろうが
ゴシカルでプログレシッブなテイストになってしまったのが実に惜しい。
しかしながら、アルバム全体像としての完成度は高く、雑多的なサウンド
ではないため飽きがこない。
昨今のゴシックやメロデス系には個性が埋没してしまっているから、
生LIVEではそれなりに楽しめるもののアルバムとして聴いていると
どうも飽きてしまう傾向が多い。
ちなみにRam-Zetの最高傑作は今でも2002年の2ndアルバムEscapeである。


さて、Ram-ZetについてはUnexpectと同様、この手を好きでもない限りほとんど知られてないだろう。
しかし、Unexpectのレビューを機に問い合わせも多かったから、
Ram-Zetについてもここで一気に広めさせてしまおう!
デビューアルバムからイッキレビュー!


Pure Therapy
1st 2000
★★★☆ (3.5/5.0)
デビューアルバムはアヴァンギャルド要素は低く、いわゆるインダストリアルメタル
と言える。しかし、ザクザクしたギタービートが心地良く、時にはDopeテイストな
ダンサブルなエッセンスもある。Ram-Zetのルーツを確認する意味も有りファンは必聴だ。

Escape
2nd 2002
★★★★★
(5.0/5.0)すでにオープニングナンバーR.I.Pでやるべき、やりたい方向性が確認できるアルバムだ。
楽曲と男女ヴォーカルの連動やアヴァンギャルドの肝である予想外の緩急あるシフトが素晴らしい。
楽曲にもオルガンやシンフォニックを導入させシンフォブラックやゴシック要素をも
加味させてきている。またヴァイオリンを前面にフィーチャーさせた大作The Seekerは
Unexpectよりも先にアヴァンギャルドの世界観を確立させたのだ。この曲は今の時代でも
神曲と言える。但し、2002年という時代背景からは早すぎたサウンドだっただろう。
このサウンドに時代はまだ追いつけてはいなかったのだ。
Zetの声質が早口になればなるほどCradle of Filthのダニ男爵のように聴こえるが
そんなことは問題ではない。このアルバムはRam-Zetの音楽性を確立させただけではなく
アヴァンギャルドの世界観を確立させた神盤だ。絶対的オススメ盤である。

Intra
3rd 2005
★★★★☆ (4.5/5.0)
前作の衝撃度があまりにも凄まじかった後のアルバムはどうなるのか?
そればかりが気になった作品というのが奥深い記憶にある作品である。
全編を通してメタル度が格段に増しディストーションの効いたギターリフが
前面に出てきたのだ。またリフにはスラッシュなエッセンスも感じられた。
しかしながらRam-Zetが単純な音作りをするわけがなく、SfinX嬢の優しげな
ヴォーカルとZetのヴァンパイア調のヴォーカルが要となり前作からの世界観を
見事に継承させている。メタル度が高くなったのは今の作品にも通じているわけだから
バンドの象徴的なサウンドは実は前作よりもこのアルバムだろう。

Neutralized
4th 2009
★★★★☆ (4.5/5.0)
ようやくアヴァンギャルドが日の目を浴びてきた時代となり、気がつけば
嬢メタルシーンにも多くのアヴァンギャルド系が乱立してきた。
それはリスペクトされていたり、単純に真似事のバンドも含めて多くなるのは
いつの時代も同じことだ。そんな時代背景の2009年のアルバムNeutralizedは
オープニングナンバーInfamiaから3曲目の222までは予想に反した
キャッチーでタイトな仕上げであり、驚いてしまった。但し、それはこの
アルバムの切り口に過ぎず本編は4曲目Addictから始まる。
特に6曲目Beautiful Painのようなフラメンコギターを用いたプログレシッブ
な曲作りや7曲目To Ashesのノイズィなオープニングからオルガンをベースにさせながら
SfinX嬢の優美な歌声と邪悪なZet男爵の濁声の調和は他のバンドには真似ができない
秀逸さが光っている。

2012年、今年の初めは似たようなゴシック系が乱発されたため 今年はまたしてもゴシックイヤー
なのか?と思ったが ・・・ いやいや、今年はアヴァンギャルドがキテル

ヤバすぎるAkphaezyaのアンソロジーの続編に
ノスタルズィな世界観があるDiablo Swing Orchestraのアルバムが出てくる。
Ram-Zetを含めて、この3バンドで今年はお腹イッパイになりそうだ。
あ、Agonistは別腹ですから

それから前記事の通り、第一クール(1月~3月)は神盤が多く出たが
Ram-Zetのような濃い記事を書いてたんじゃ、1年経ってしまうから次回は
ドドーンと出すつもりデス。
その前にEthsのレビューしなきゃいかんかな? †嬢メタル協会†
