Tristania - Rubicon 迷宮迷走 †
今回のレビューは言い過ぎの箇所が幾重に見られますが当協会の主観であるので悪しからず。
1ヶ月ぶりのレビューなのに不満でもあるのか? たしかに不満はあるけど・・・って、そうじゃないだろ!
また、趣向を変えてバンドの時間軸に沿ってのレビューとします。
なぜなら、過去の認知度が低いにも関わらず、過去の作品は素晴らしかったからだ。

Tristaniaの要はG.VoのMorten Velandであるはずなのだがアルバムを2枚作り
去ってしまったのだ。Tristaniaサウンドは1st、2ndで陰鬱と耽美な世界が
描かれた独特な手法で見事なまでに完成されていたのである。
特に2nd Beyond the VeilはGothicアルバムの中でも歴史的名盤と言える。
1st 1998 Widow's Weeds 嬢メタル協会 rate ★★★☆
![Tristania - Widow's Weeds [1st 1998]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/e3/a9/j/t02200220_0320032010732517205.jpg?caw=800)
ジャケからもイメージできるような陰鬱なゴシックドームであり明らかに
SireniaやTrail of Tearsサウンドとは違い、ダークで重く、そして悲壮感さえ漂う世界観が描かれている。
M4.December Elegy~M7.My Lost LenoreでTristaniaの世界観が堪能できる。
2nd 1999 Beyond the Veil 嬢メタル協会 rate ★★★★★
![Tristania - Beyond the Veil [2nd 1999]]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/a4/99/j/t02200220_0300030010732517204.jpg?caw=800)
文句を付けようもないゴシックアルバムの神盤であり
中でもM4.Opus Relinque M8.Anginaは名曲中の名曲だ。
そしてアルバムを通してオープニングからラストまでじっくりTristaniaワールドを陶酔できるのだ。
ピアノ、ヴァイオリン、ドラムのブラックエッセンスの効いた隙のないサウンドにクワイア、賛美歌テイストの
Vibeke嬢の歌声は正にバンドの主張である。
3rd以降のTristaniaしか知らないゴシックファンにぜひ聴いてもらいたい。
このアルバムがあったからこそTristaniaの呪縛から逃れられないのが当協会なのだ。
しかし・・・バンドの要であったはずのMorten VelandはTristaniaを去りSireniaを作ったのだ。
そして、素晴らしいデビューアルバム At Sixes And Sevens を完成させ今に至るわけだ。
ノルウェーゴシック3兄弟 †
陰鬱のTristania
パワーのTrail of Tears
可憐のSirenia
さて、3兄弟と銘打ったのはTristania, Trail of Tears, Sireniaのことであるが
バンドメンバーが相互に行ったり来たりしていることと、ノルウェーゴシックを語る上で
重要バンドであるからだ。
そのTristaniaは3rd以降、メンバーチェンジを繰り返すのだが、悪い意味で
サウンド志向がバラバラとなってしまった。当初の世界観は崩れ去りベクトルさえも見えないままである。
その後のアルバムにも名曲は必ず出現させてはいるのだがアルバムとしての完成度は疑問が残る。
3rd 2001 World of Glass 嬢メタル協会 rate ★★☆
![Tristania - World Of Glass [3rd 2001]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/5b/d4/j/t02200220_0300030010732517206.jpg?caw=800)
さて、最初のターニングポイントであるアルバムなのだが音楽性は多少2ndを継承するものの
2ndのようなインパクトはない。これは2ndの衝撃があまりにも凄まじかったせいでもあるのだが
M5.Deadlockedの名曲を除き、Vibeke嬢の歌い方があまりにも普通のバンドと変わりないのが
残念でしょうがない。
但し、難解さが薄れているためTristaniaのアルバムの中では一番、聴きやすいと思われる。
4th 2005 Ashes 嬢メタル協会 rate ★★★
![Tristania - Ashes [Ltd. ver. 4th 2005]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/c0/5d/j/t02200220_0300030010732514317.jpg?caw=800)
そして、この4thが当時では最大の問題作。M1.Libreの邪悪なインパクトは世間的には悪い方に
聴こえたのかもしれない。さすがに全くゴシックではないからだろう。
しかしながら当協会にはそうではなく、かっこいいメタルサウンドと思えたものだった。
但し、アルバム全体がへヴィーでありプログレッシブにデス的要素が強く、Vibeke嬢の出番
も少ないこともあり従来のファンからすれば敬遠されるのも理解はできる。
そんな中にもM4.Cure M6.Shadowmanのような名曲が含まれているところが憎いところだ。
当協会はこのへヴィーで難解なアルバムが実は好きであった。
5th 2007 Illumination 嬢メタル協会 rate ★★
![Tristania - Illumination [5th 2007]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/a2/db/j/t02200220_0320032010732511705.jpg?caw=800)
前作の反省があったのかどうかはわからないが、この作品ではVibeke嬢が前面に出ている。
また全体を通して、これまでになく聴きやすいアルバムであるためか一応の評価はあったと
思われるが当協会はヘビロテ度が一番低い。強いてあげればM11.Deadlandsがそれなりの
雰囲気をかもし出してはいるがアルバム全体的にはコンセプトも不鮮明で面白味に欠ける。


6th 2010 Rubicon 嬢メタル協会 rate ★☆
![Tristania - Rubicon [6th August 25th, 2010]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/8a/d8/j/t02200221_0425042710732511706.jpg?caw=800)
今回の新作もボーカルを筆頭にGとKey以外にメンバーがごっそり変わってしまった。
新生Tristania やはり期待と不安はあったのだが、残念ながら3rd以降の迷走から抜け出せない。
注目すべくはTristaniaの最後の要であるVibeke嬢からMary嬢(Mariangela Demurtas)
に変わったことである。
しかし、このアルバムからMary嬢の才能を測ることは難しく
それより音楽性、曲構成が問われるのではないか。
確かに、これまでのTristaniaのアルバムの中で一番、聴きやすくTristaniaを初めて聴くリスナーにも
違和感は感じさせないであろう。しかし、オープニングのYear of the Ratからラストまで
どこにでもいるようなシンフォスタイルのゴシメタで特筆すべきところはない。
酷評が多かれ、前作までは少なくてもTristaniaのサウンドを聴くことができたのだ。
しかし、今作にはTristaniaのナゴリがなく、名前を伏せてアルバムを聴いたらバンド名は
不明である。Vibeke嬢を含めてバンドメンバーが大きく変わりゲストミュージシャンを贅沢に
使ったニューアルバムではあるが残念な結果に陥ってしまったと言わざるを得ない。

ノルウェーゴシックの先駆者で別格であったはずのTheatre of Tragedyは解散してしまい
築き上げられたノルウェーゴシックは今ではSireniaだけかもしれない。。。
正確に言えばTristaniaの世界観を完全に継承しているのがSireniaであるのだ。
しかし、Triataniaと言うネームバリューにひきつけられるというより、アルバムが出る度に誰も予想をする
ことなどできないリスクを含んだサウンドはこれからも聴き続けてしまうだろう。
おそらく、予想できないことが興味につながっているのだと思う。
したがって今後も見限ることはないのだ。
振り返るとTriataniaの軌跡には最近のWe Are The FallenとEvanescenceとの関係が脳裏を彷徨うが
Evanescenceについても期待したいものである † †嬢メタル協会†

1ヶ月ぶりのレビューなのに不満でもあるのか? たしかに不満はあるけど・・・って、そうじゃないだろ!
また、趣向を変えてバンドの時間軸に沿ってのレビューとします。
なぜなら、過去の認知度が低いにも関わらず、過去の作品は素晴らしかったからだ。

Tristaniaの要はG.VoのMorten Velandであるはずなのだがアルバムを2枚作り
去ってしまったのだ。Tristaniaサウンドは1st、2ndで陰鬱と耽美な世界が
描かれた独特な手法で見事なまでに完成されていたのである。
特に2nd Beyond the VeilはGothicアルバムの中でも歴史的名盤と言える。
1st 1998 Widow's Weeds 嬢メタル協会 rate ★★★☆
![Tristania - Widow's Weeds [1st 1998]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/e3/a9/j/t02200220_0320032010732517205.jpg?caw=800)
ジャケからもイメージできるような陰鬱なゴシックドームであり明らかに
SireniaやTrail of Tearsサウンドとは違い、ダークで重く、そして悲壮感さえ漂う世界観が描かれている。
M4.December Elegy~M7.My Lost LenoreでTristaniaの世界観が堪能できる。
2nd 1999 Beyond the Veil 嬢メタル協会 rate ★★★★★

![Tristania - Beyond the Veil [2nd 1999]]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/a4/99/j/t02200220_0300030010732517204.jpg?caw=800)
文句を付けようもないゴシックアルバムの神盤であり
中でもM4.Opus Relinque M8.Anginaは名曲中の名曲だ。

そしてアルバムを通してオープニングからラストまでじっくりTristaniaワールドを陶酔できるのだ。
ピアノ、ヴァイオリン、ドラムのブラックエッセンスの効いた隙のないサウンドにクワイア、賛美歌テイストの
Vibeke嬢の歌声は正にバンドの主張である。
3rd以降のTristaniaしか知らないゴシックファンにぜひ聴いてもらいたい。
このアルバムがあったからこそTristaniaの呪縛から逃れられないのが当協会なのだ。
しかし・・・バンドの要であったはずのMorten VelandはTristaniaを去りSireniaを作ったのだ。
そして、素晴らしいデビューアルバム At Sixes And Sevens を完成させ今に至るわけだ。
ノルウェーゴシック3兄弟 †
陰鬱のTristania
パワーのTrail of Tears
可憐のSirenia
さて、3兄弟と銘打ったのはTristania, Trail of Tears, Sireniaのことであるが
バンドメンバーが相互に行ったり来たりしていることと、ノルウェーゴシックを語る上で
重要バンドであるからだ。
そのTristaniaは3rd以降、メンバーチェンジを繰り返すのだが、悪い意味で
サウンド志向がバラバラとなってしまった。当初の世界観は崩れ去りベクトルさえも見えないままである。
その後のアルバムにも名曲は必ず出現させてはいるのだがアルバムとしての完成度は疑問が残る。
3rd 2001 World of Glass 嬢メタル協会 rate ★★☆
![Tristania - World Of Glass [3rd 2001]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/5b/d4/j/t02200220_0300030010732517206.jpg?caw=800)
さて、最初のターニングポイントであるアルバムなのだが音楽性は多少2ndを継承するものの
2ndのようなインパクトはない。これは2ndの衝撃があまりにも凄まじかったせいでもあるのだが
M5.Deadlockedの名曲を除き、Vibeke嬢の歌い方があまりにも普通のバンドと変わりないのが
残念でしょうがない。
但し、難解さが薄れているためTristaniaのアルバムの中では一番、聴きやすいと思われる。
4th 2005 Ashes 嬢メタル協会 rate ★★★
![Tristania - Ashes [Ltd. ver. 4th 2005]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/c0/5d/j/t02200220_0300030010732514317.jpg?caw=800)
そして、この4thが当時では最大の問題作。M1.Libreの邪悪なインパクトは世間的には悪い方に
聴こえたのかもしれない。さすがに全くゴシックではないからだろう。
しかしながら当協会にはそうではなく、かっこいいメタルサウンドと思えたものだった。
但し、アルバム全体がへヴィーでありプログレッシブにデス的要素が強く、Vibeke嬢の出番
も少ないこともあり従来のファンからすれば敬遠されるのも理解はできる。
そんな中にもM4.Cure M6.Shadowmanのような名曲が含まれているところが憎いところだ。
当協会はこのへヴィーで難解なアルバムが実は好きであった。
5th 2007 Illumination 嬢メタル協会 rate ★★
![Tristania - Illumination [5th 2007]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/a2/db/j/t02200220_0320032010732511705.jpg?caw=800)
前作の反省があったのかどうかはわからないが、この作品ではVibeke嬢が前面に出ている。
また全体を通して、これまでになく聴きやすいアルバムであるためか一応の評価はあったと
思われるが当協会はヘビロテ度が一番低い。強いてあげればM11.Deadlandsがそれなりの
雰囲気をかもし出してはいるがアルバム全体的にはコンセプトも不鮮明で面白味に欠ける。


6th 2010 Rubicon 嬢メタル協会 rate ★☆
![Tristania - Rubicon [6th August 25th, 2010]](https://stat.ameba.jp/user_images/20100905/21/machinetail/8a/d8/j/t02200221_0425042710732511706.jpg?caw=800)
今回の新作もボーカルを筆頭にGとKey以外にメンバーがごっそり変わってしまった。
新生Tristania やはり期待と不安はあったのだが、残念ながら3rd以降の迷走から抜け出せない。
注目すべくはTristaniaの最後の要であるVibeke嬢からMary嬢(Mariangela Demurtas)
に変わったことである。
しかし、このアルバムからMary嬢の才能を測ることは難しく
それより音楽性、曲構成が問われるのではないか。
確かに、これまでのTristaniaのアルバムの中で一番、聴きやすくTristaniaを初めて聴くリスナーにも
違和感は感じさせないであろう。しかし、オープニングのYear of the Ratからラストまで
どこにでもいるようなシンフォスタイルのゴシメタで特筆すべきところはない。
酷評が多かれ、前作までは少なくてもTristaniaのサウンドを聴くことができたのだ。
しかし、今作にはTristaniaのナゴリがなく、名前を伏せてアルバムを聴いたらバンド名は
不明である。Vibeke嬢を含めてバンドメンバーが大きく変わりゲストミュージシャンを贅沢に
使ったニューアルバムではあるが残念な結果に陥ってしまったと言わざるを得ない。

ノルウェーゴシックの先駆者で別格であったはずのTheatre of Tragedyは解散してしまい
築き上げられたノルウェーゴシックは今ではSireniaだけかもしれない。。。
正確に言えばTristaniaの世界観を完全に継承しているのがSireniaであるのだ。
しかし、Triataniaと言うネームバリューにひきつけられるというより、アルバムが出る度に誰も予想をする
ことなどできないリスクを含んだサウンドはこれからも聴き続けてしまうだろう。
おそらく、予想できないことが興味につながっているのだと思う。
したがって今後も見限ることはないのだ。
振り返るとTriataniaの軌跡には最近のWe Are The FallenとEvanescenceとの関係が脳裏を彷徨うが
Evanescenceについても期待したいものである † †嬢メタル協会†
