おとついの夜、我が家のベランダからおむかえどうしでご挨拶できる
近隣のSさんという方が訪ねてこられて、「Nさん・・うちの裏でなんか猫のような
動物が死んでるんやけど・・ちょっと見てもらえないかなあ」と依頼をうけました。
わたしはドキッとして、「え・・もしかしたら私の知ってる子??」と懐中電灯を
持参しその方のお宅裏にいきました。
横たわって死んでいるのは、やはり猫でした。
キジの成猫。オスかメスかはわかりませんが、私の知らない子でした。
いや・・・見かけたことはあるかもしれないけど、私からはご飯はあげていない
子でした。きっと、いろいろ近隣さんでも、単なる餌やりさんはいるから
そんな方からご飯を貰っていた子なのかもしれませんね。
わたしがベランダからすこし首を伸ばせば、お向かいさんの1階の裏が
見えるのに・・わざわざ見ることもなく、気づいてやれなかった。
死後、1週間以上は経っているはず。
その子の顔は半分白骨化し、顔から下の体は毛はあるものの、
体じゅうにたくさんの蛆虫がはっておりました・・・・
こんな死に方をなぜしないといけなかったのか・・・・
目の前にわたしの家があるのに、わたしが居るのに、何日も
気づいてやれなかった。その方もめったに裏にいくことがないからと
発見が遅れてしまい、こんなに腐敗するまで放置しなければならなかった。
ごめんね・・・ごめんね・・気づいてやれなくて。
懐中電灯で照らしたその子に手を合わせて、何度も謝りました。
さすがに、わたしも大量に蛆虫がはうこの子の体を片付けてやることができず
近隣さんに翌朝、京都市へ連絡して片付けてもらうようにアドバイスしました。
ところが、翌朝、Sさんは京都市へ電話して猫の死骸を引き取り依頼したのですが、
京都市からは、どんな死骸であれ、飼い猫でなくとも、
ご自分で箱にいれ自宅敷地内から外へだし公道へ置かないと
京都市は取りにいけません・・個人の敷地内には京都市は
入れないという規則になってますので、ご自分たちで箱にいれ
自宅の外 公道へお出しください」と言われたそうな・・・・
誰だって、蛆虫がわいて、腐敗した動物の死骸を平気で片付けられる
わけないですよね。でも、絶対無理だもん・・何匹かは地域猫の死骸を片付けた
わたしでもさすがに無理でした。まともにまず死骸を見れないもん。
結局、「便利屋」という、なんでも代行してくれる業者をみつけて
依頼したところ素早い対応で、翌朝 わたしもちょうど自宅にいたので
一緒に見学させてもらったところ、さっさと猫の死骸を片付けてくださり
箱にもいれてくれました。
蛆虫がいる裏庭もきれいに取って洗い流してくれましたよ!
いろんな便利な業者があるんですね・・・
ちなみに、料金は15000円だったそうです。
高いけど、自分でできないことですもんね。
京都市は個人の敷地内で死骸があれば、たとえ野良猫死骸、野良犬死骸、
もちろん いたち死骸でも、ここまではしてくれないんです。
みなさんも、ご参考になさってくださいね。
Sさんは、「うちに来て亡くなったことは助けてほしかったからうちに来てくれたのかも
しれませんね。 気づいてやれず助けてあげれなかった分、きちんと死骸をきれいに
箱に納めてやり京都市で合同埋葬してあげたかった」とおっしゃってくださり
高い出費となってしまいましたが、人知れず、たった1頭で孤独になくなった
その子のことをそんなふうに言ってくださったことは、わたしも救われました。
やっと気づいてもらえて、きちんと箱にもいれてもらえて、
お空で飢えぬよう、わたしからは ご飯もいれてやることができました、
きっと今頃は成仏できたと思います。
どうか、お空で元気に暮らしてね。