今日は、お昼からオーナーとメンバーとで京都市動物との共生に向けたマナー等に
関する条例についての問題点や、今後のことなど話していると

1人の男性が神妙な顔でお店を訪れました。

(長文ですいません)
相談があると言われたのでドキドキしながら話を聞くと

ご自宅前に公園があり、遺棄も多様で鎖につながれたまま放置された犬、

子犬やへその緒ついたまま遺棄された子猫たち、たくさんの野良猫を見かけるたび

ご自身でできるだけ保護し、手術後は自宅に入れていたそうです。
自宅には10数匹居てこれ以上は無理だと思っていた矢先に縁の下で出産した親子猫、そして、

庭先にも、妊娠した猫が居ついてしまい、途方に暮れ、市の保健所にどうしたらよいかと

相談したら「まずは、まちねこ活動を登録してください」と言われたようです。
メンバーはあと2人、町内会長の承諾、回覧板で知らせるなども難しいし、猫の苦情が

全部自分に来ることに不安を抱き登録は無理だと思ったようで、自分でなんとかするしかないのかと
こんどは、新しくなった「動物愛護センター」に出向きました。

ここなら生まれた子猫たちを里親 探し出来ると思ったのです。

でも、センターの方は、一言 信じられない言葉で 

         「ここへその猫を連れてきてもらっても死ぬだけですよ」・・・・と。

男性は、絶句しながらも、妊娠してる猫は、慣れてないので捕まえたいので捕

獲器を貸してほしいとお願いしたら、センターは、「一般の人には貸せません。

まずは、まちねこ活動を登録してからです。」と。

男性は、途方に暮れ、たまたまネットで検索し私たちの「まちねこのおうち」を見つけ

ほんの少し希望の光が射したかのようにわたくしたちの店へ訪ねて来られたのです。
オーナーと、私は話を聞き市の窓口対応の冷たさにまたかと落胆し、

新しいセンターの期待感も裏切られました。

猫たちのために一匹でも助けたいと必死にご自身の出来ることを一生懸命されてる方が

いるのに、私たちが門前払してその方を見捨てることができますか!!??
私達も、限界はありどんな相談も全部引き受けることは出来ないけれど、

今回は男性と話し合い、力になれることがあればお手伝いしようと思います。

昨日は、夕方に早速ご自宅を訪ねて出産した縁の下の様子を確認し、

親子猫はしばらく見守ることとします。
生まれたばかり・・・離乳するまでは母猫に育ててもらうほうが免疫力もつきます。

親子猫いがいに さらに他の妊娠猫も自宅にあらわれるため、
明日捕獲して不妊手術の予定です。
捕獲には私たちがどちらか立会い見守り、捕獲できましたら病院へ

運搬します。今回は、男性は費用については全額出してくれます。
子猫はいずれ保護し、里親探しのお手伝いをする予定です。

こんなことは、これからもあるけど私達に出来ることは、限りがありますが相談者と

話し合い協力し不幸な猫を出さないようにと頑張りたいと思います。
また、随時経過アップします。

イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3


引き取らなかったらセンターで殺処分数は減るけど、そんなのおかしいですよね?