ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記) -110ページ目

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

思考は絶対的に胃によって左右される。

しかし、にもかかわらず、

いちばん胃の立派なひと、

必ずしもいちばん優れた思想家ではない。


               [ヴォルテール]



さて、いずれにしても、

腹が減っては戦はできぬ。


 メシだ、メシだ。


                                     by スグル

「みなまで言うな」


何もかも言ってしまっては、

かえっておもしろみがない。

「わかっているよ」

「バカにするな」


そんな意味でしょうか。


私自身はめったに使いませんし、

耳にすることもほとんどありません。

しかし、人生の妙を体現しています。



ひらがなで なやみぜーんぶ かきだして

みればたいした ことはなかった



俳句、短歌、詩。


一切の無駄なく洗練されたことばには、

凝縮された感情がこめられています。

それゆえ、ひとの心を強くひきつけます。


上記は、朝日新聞『天声人語』で、

紹介、引用されたものです(6月9日)。


作者は、有田里絵 氏で、

昨年の朝日歌壇賞を受られたそうです。

私が最近、目にした中では、

最も感銘を受けた短歌のひとつです。



ふええんと 一声泣いて また眠る

夢の中まで 行けなくてごめん



なんとあたたかいことでしょう。

どこにも寄り道することなく、

温もりがまっすぐに伝わってきます。


ただひとつ、非常に残念なのは、

『天声人語』自体がつまらないこと。


今回に限ったことではありません。

数年前に執筆委員が交代してから、

文章にまったく奥行きを感じません。


これには、同僚でよき友人でもあるT氏や、

元同僚で “ジョニエンメンバー” のU氏も、

諸手を挙げてご賛同いただけることでしょう。



「みなまで言うな」


                                     by スグル

ハナ さん、コメントありがとうございます。



6月11日の記事 にある英作文ですが、

この日本語を英語に置きかえることは、

おそらくできないのではないかと思います。


 私から尋ねておいて、

 甚だ申し訳ないのですが…


もともと、日本語と英語とは、

まったく異質な言語体系であり、

基本的に、互換性はありません。


また、文化的背景も異なるので、

それぞれの語感を損なうことなく、

相互に置きかえることもできません。


以下に、ほんの一例を挙げてみます。



computer → 電子計算機

initiative → 主導権

identity → 自我同一性


風情 → atmosphere, elegance

もったいない → What a waste!

お疲れさま → Thank you for your hard work.



さて、例の英作文に話を戻します。


問題となるのは「ゆとり」です。

私の手元にある和英辞典には、

次のような語が載せられています。


leisure

composure

calmness

comfort

surplus


どれも「ゆとり」の語感にはほど遠いです。

やはり、これを英語になおすことは、

特に構文を用いては、難しいと思われます。



「ゆとりと教養の関係は、自由と責任の関係に等しい」


自由であることには、責任が伴います。

ゆとりを持つためには、教養が必要です。


どちらも前提条件となるという点で、

その関係が等しいことを表したかったわけです。


                                     by スグル