In Our Hands | ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

夕方、家の近くを散歩していたら、

やや年配の女性が、すれ違い様に、

四つ葉のクローバーを差し出した。


「僕にはそんなひと見えなかった」


受け取って困惑しているところに、

冗談半分に、ぼそっとそう呟くと、

鳥肌が立つほど驚いたと言った君。



ゆったりと流れていく時間の中で、

陽光を浴びて煌めく幸福の粒子が、

辺り一帯を包んでいくのが見えた。


                                     by スグル