ものを数えるときには、
単位となるものがあり、
一般的に長さにはcmや、
m, kmなどを用います。
イカやタコは「杯」
タンスなどは「棹」
箸は、一対で「膳」
たいていは自炊する私ですが、
忙しいときや疲れているとき、
近くのスーパーマーケットで、
夕食にお弁当をよく買います。
「割り箸をおつけしますか」
精算時には必ず聞かれます。
「一膳だけください」
そう言って答えます。
ところが、おかしなことに、
入っていた例がありません。
聞こえなかったか。
通じていないのか。
初めの「い」の音の印象で、
もしかして、「いりません」
そう聞こえるのでしょうか。
どこかの先生のおっしゃるのには、
美しい日本語が失われつつあって、
これを守らねばならないのだとか。
しかしながら、いまさら、
ものの長さを言うために、
寸や尺を用いはしません。
ことばは生きているといわれます。
ときを経て、次々と形を変えます。
何を数えるにも「個」というのが、
便利で、好ましいかもしれません。
これもことばが生きているゆえで、
ごくごく自然なことなのでしょう。
「箸を一個ください」
決して言いませんよ。
私に関する限りはね。
by スグル