今年は「攻めのTシャツ」!
電車に乗っていて目につくのが、
ところ狭しと掲示された車内広告。
日ごろは、あまりにたくさんありすぎて、
総じて「広告」としか認識しませんが、
個々をよく見ると実に多岐にわたります。
携帯電話、ビール、テレビ、
化粧品、専門学校、雑誌…
とにかく乗客の目を引こうと、
様々な趣向がこらされています。
なかでもおもしろいのが、
いわゆるキャッチコピーです。
私のような発想力の貧困な凡人には、
とうてい考えが及ばないものばかりです。
独創的な着想を持つひとたちが集まって、
少しでも印象に残る広告にしようと、
頭をひねりにひねった結果なのでしょう。
しかし、インパクトだけに気をとられて、
本来の目的を見失っているような気がします。
いや、もしかすると、もともと広告は、
インパクトこそがすべてなのかもしれません。
無関係かつ無意味であればあるほど、
よりすぐれた広告になるのかもしれません。
「攻めのTシャツ」とはどんなものなのか、
Tシャツで攻めるとはどういう状況なのか、
そもそも「攻め」とはどういう意味なのか…
そんなことを考える必要はないわけです。
無意味なことの意味を理解して初めて、
あらゆることの意味を悟られるのでしょう。
by スグル