ズバリ “赤い変な生きもの” | ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

ハリネズミ さん、いつもご投稿ありがとうございます。

私も子どものころ、いろんな遊びをしました。

触発されて当時のことを懐かしく思い出しましたので、

昨日に引き続いて、思い出話を書いてみたいと思います。


ツツジの花の蜜を吸うだけでは飽き足らず、

本当にいろんなものを食べて歩いたものです。


団地のそばに植えられていた木にたくさんビワがなっていて、

隣人の目を盗んでは、もいで食べたものです。

痩せた土地で、ろくすっぽ手入れもされていなかったので、

どの実も固くて酸っぱかったのですが、

私にとっては、あれこそが「ビワの味」で、

市場で売っているものは、柔らかくて甘すぎて、上品すぎます。

他にも、山あいの木になっていたザクロの実をとって食べたり、

地面に落ちている椎の実を拾って中身を食べたりもしました。


小学校の近くにあったドブ川や貯水池では、

ザリガニやカブトエビ、フナ、ヤゴなどをよく捕りました。

靴も靴下も脱いで、ヌルヌルした水の中に入っていき、

虫や家から持ってきたスルメイカで、夢中になって釣るのですが、

水の中から出てくると、脚のあちこちにヒルが吸いついていて、

血を吸われた痕は、痛いやらかゆいやら、見るも無残でした。

ある日、いつものようにザリガニを捕っていると、

見知らぬおじさんが私たちのもとにやってきて、

「そのザリガニ、わしにくれ」というので、

「あげてもいいけど、どうするの」と聞き返すと、

「湯がいて食べるから」といって持って帰りました。


それから、ザリガニを捕まえてはそのおじさんのところに持っていき、

それと交換に、ジュースやお菓子をもらっていました。

「エビみたいな味がしてうまいぞ」といって勧めてくれもしましたが、

「僕らはお菓子でいいから」と丁重にお断りしていました。


私も、すでに現代っ子、都会っ子だと思っていましたが、

思い返せば、ずいぶんと自然の中で遊んでいたものです。


「まだ世に携帯電話もファミコンも存在しない時代の話です」


                                     by スグル