今回のミステリクイズは、難易度 ★★ なので、決して難しくありません。
問題文をよく読んでいただければ、容易に犯人がわかるはずです。
せっかくですから、以下の解決編をお読みになる前に、
問題編を注意深くお読みになって、もう一度よく考えてみてください。
…よろしいですか。
それでは、解決編をどうぞ。
今回の謎を解くカギは「死体発見の遅れ」にあります。
殺されたU夫人には、「ばかげた噂が数え切れないほど流れて」おり、
「死んでいるという偽情報が流れたことも何度となくあった」ため、
死体が発見された日の前日に、
「夫人が殺されているという匿名の電話があった」にもかかわらず、
保安官は、「またイタズラ電話だと思い込んでしま」い、
「今日の午後まで確認することさえしなかった」といっています。
しかし、実際は「2日前に棒状のもので殴られて死亡し」ていたのです。
さて、Q探偵によると、『匿名の電話』は重要な手がかりとなるようで、
『犯人は保安官がすぐに調べにくると思ったんだろう』ともいっています。
したがって、保安官に電話をかけたのだから、
すぐに死体が発見されるだろうと考えた人物こそ犯人です。
ところで、U夫人のもとには、毎日配達されているものがありました。
「ポーチの床には、届けられたままの2日分の新聞だけ」があります。
U夫人が「キッチンで」殺されているとも知らずに、
新聞は2日間きちんと配達されていたわけです。
しかし、牛乳瓶はありません。
犯人は、もう配達をしなくてもよいと考えた牛乳配達人だったのです。
おわかりになりましたでしょうか。
「日常的習慣の盲点」
ひとにはそれぞれ習慣となっていることや癖があるものです。
殺人などの犯人は、なんとか平生を装おうとしますが、
やはり、そう簡単には徹しきれないものです。
いつもはしないことをしてしまったり、
あるいは逆に、いつもしていることをしなかったり…
みなさんの周りでも、いつもと様子が違うひとがいたら、
もしや、と疑ってみましょう。
それでは、名探偵のみなさん。
次回をお楽しみに。
by スグル