デイリースポーツ
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 フリー打撃で青木勇(左)と対戦したシーボル=沖縄

 広島の新外国人選手、スコット・シーボル内野手(32)が7日、フリー打撃で投手陣と初めて対戦した。青木勇相手に左右へ打ち分ける広角打法を披露。オープン戦の初戦となる23日・ソフトバンク戦(都城)からの出場を志願して、マーティー・ブラウン監督(45)も了承した。1試合でも多く出場して、日本の投手に慣れていく。
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 大砲ではない。だが、次々と鋭い打球が飛び出す。まったくムダのないスイングでどんな球にもきっちり対応する。シーボルが変幻自在のバットコントロールを披露した。日本で初めて投手と対戦して上々の結果を残した。
 セットアッパー候補の1人、青木勇のサイドから来る癖のある球をとらえていった。コースを突いた球に器用に対応した。真ん中から外めの球にはセンター中心にはじき返す。圧巻だったのは、外角の球を右翼戦へライナー性の当たりを放ったときだ。ブラウン監督が打撃ケージ裏から笑みを浮かべた。
 本塁打ゼロと派手さはなかった。それでも15球を打って、安打性の打球は9本。そのうちセンターから右が7本を占めた。実戦での勝負強さを裏付ける結果だった。「投手の生きた球は自分のためになる。打ち方を確認しながら、いい結果になった」。物静かでクレバーな男は、ようやく晴れた沖縄の天気同様の笑顔を見せた。
 段階を上げていくには時間がかかる。「現時点では60%ぐらい」と話しながらも、開幕まで1カ月以上あることで焦りはない。体のキレなどを確認しながら、マイペース調整を進めている。
 一方で日本の野球に溶け込むために、自身の頭の中でプランを思い描いていた。「2月の終わりに始まる最初の試合に出たい」と話した。2月23日、ソフトバンク戦。チームのオープン戦初戦に出場することを志願した。
 テーマは1打席でも多く打席に立つことだ。「練習と試合では状況が違う。日本で野球をやっていく上で投手の球を見てみたい」。異国での成功のために、開幕へ向けて万全を期す。ブラウン監督もそんな新助っ人を手助けする。「そんな調整をしたいなら、そうさせてあげたい。DHを使って打たせることも考えている」と話した。
 新井の抜けた三塁手の定位置を尾形らと争っている。そのためには最大の特徴である打撃面を印象付ける必要がある。“ポスト新井”へ猛アピールを続ける。

よかったですねニコニコ