夕刊フジ
中田に外野あやかる! 客寄せパンダで黄金時代到来か

日本ハム・中田

 中田加入は黄金時代到来の前ぶれ!!

 日本ハムのルーキー・中田が1日、沖縄・名護でキャンプイン。フリー打撃で場外弾2発、バックスクリーン直撃弾、6連発を含めサク超え13発を放ち、「ロッカーで“見た? あいつ”って感じでした」(稲葉)と、ナインの度肝を抜いてしまった。

 キャンプ初日を終えた中田は、「疲れました。(打撃は)最後の方は体が崩れながらでも、バットに当てることができた」と納得の様子。三塁を守るため、初めて装着したキンカップが「アメリカ製で格好いいヤツだったんですけどね。ズレてきて股(こ)関節が痛いんですよ。替えようと思ってます」と、ここでも大物ぶりをみせつけた。

 この日は平日、時おり小雨が降る天候だったにもかかわらず、観衆は300人。稲葉は「観衆が300人で、報道陣が202人て言うのもねぇ」と苦笑していたが、かつての日本ハムでは考えられないことだ。

 東京ドームを本拠地にしていた人気低迷時代を知る金子誠は、「初日にしてはファンが多い。新庄さんが来る(04年)までは観衆が全くいなかった。(観衆に)犬の数も数えていたぐらいだから」と、衝撃の事実を暴露。まさに中田効果といえるが、日本ハムナインはこれに便乗しようというスタイルだ。

 金子誠は「見られている目が自分に向いていなくても、いい意味で引き締まって、緊張感があるキャンプを送れる」。稲葉も「ファンが中田くんを追いかけても、自分もアピールできればいい。中田くん、ダルビッシュを見に来ても、そこで名前を覚えてもらえばいい」と若手に訴えた。

 今年の日本ハムと同じパターンだったのが、西武とヤクルト。西武は86年に清原が入団すると、工藤、渡辺久のコンビが猛アピールし、一躍全国区に。ヤクルトも88年に長嶋一茂が入団すると、広沢、池山が「せっかく注目が集まっているんだから、チャンスを逃すな」と一茂目当てのファンへ売り込むことに大成功した。結果的に、客寄せパンダの入団は、黄金時代到来につながっている。

 すでに日本ハムはリーグ連覇を果たし、ダルビッシュという大スターも健在。この勢いなら、さらなる黄金時代を築き上げることも夢ではない。


ハムちょー黄金時代うらやまラブラブ!