日刊スポーツ
 中田よ、ジャパンに来い!北京五輪野球日本代表の星野仙一監督(61)は22日、都内でハウス食品の「カレーの日」イベントに出席し、日本ハム高校生ドラフト1巡目ルーキー中田翔内野手(18=大阪桐蔭)を代表メンバーに招集するプランを明らかにした。
 星野監督が大物ルーキーの代表入りの可能性を口にした。この日、東京都内で61歳の誕生日を迎え、今年初めて五輪本番の代表メンバー人選について触れたときだった。真っ先に口を突いて出たのが、注目される中田の名前だ。
 星野監督「あのヘッドスピードは10年、20年に1人の逸材だろうな。ストレートになら、十分に対応できる。あとはインコースだ。(二刀流の)ピッチャーはそこそこ、バッターとしてはオリンピック候補だ」。
 昨年12月アジア予選を全勝で突破。北京行きを決めた星野ジャパンは、8月には代表候補の絞り込み作業に入る。現状では「アジア予選の現有戦力を基本」としているが、星野監督は日本球界の将来を背負っていくヤングパワーの出現を熱望。そこで急浮上したのが中田だった。
 「彼女は募集中と言いたいところですが、います」「小遣い30万円ではなにも買えない」。プロ入り後、大物感の漂うセリフを連発する中田に対し、星野監督は「おもろいやっちゃ。それをマスコミがつぶしちゃいかん」と擁護。さらにこれまでの監督生活での経験則から、中田の起用法にまで言及した。
 星野監督「オレが監督だったら、どんなことがあっても使い続けるな。長嶋さんもデビューは4打席連続三振だったけど、それでも監督が使い続けた。いかに(日本ハム監督の)梨田が我慢するかじゃないだろうか。そして中田には監督に我慢させるような選手であってほしい」。
 日本代表を編成した昨秋、結果的にアジア予選では阪神新井(当時広島)横浜村田らが活躍したが、それまで首脳陣間では「右の大砲」のピックアップに苦慮した経緯もある。中田が開幕から評判通りの働きを披露すれば、代表メンバー入りも夢物語ではない。
 2月には沖縄での春季キャンプ視察に続き、3月20日のパ・リーグ開幕試合となる日本ハム-ロッテ(札幌ド)を現地でチェックすることも検討している。金の卵たちにも熱い視線を注ぎながら、星野監督が金メダルを取りにいく。

選ばれたらすごいけどパー

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