ASウオタニのコイルを手に入れました。
普通は4気筒のバイクに使うコイルです。
これを、モンキーくんに使います。
僕のモンキーくんは、もちろん単気筒です。
なんでも、イグニッションコイルとは、トランス、すなわち変圧器だそうです。
変圧器、を検索して、付け焼き刃の知識を仕入れようと努力をしてみたのですが、知恵熱が出そうになりました。
とりあえず、変圧器は一次側、二次側ともに別の回路を作るべき、だそうです。
そこで、4気筒用のコイルを使います。
バイクで一次側とは、イグニッションコイルからCDIユニットの間です。
二次側とは、イグニッションコイルとプラグの間です。
イグニッションコイルとCDIの間は、少し前に、配線を太くして、マイナスの配線をつなげました。
バチバチと、入ったり切れたりする電気は交流と考えて、迷走電流を減らす為です。
一次側の回路を、きちんとしたので、今日は二次側を整えます。
最初の写真の様に、ウオタニのコイルにプラグコードと、コードに端子をセットした物を取り付けます。
参考にしたピンキーガレージさんのHPには、変だと思ったら一次側の配線を逆にする、と書かれていましたが、ウオタニのコイルの配線を仮組みのままバイクにセットして、エンジンを始動させてみて、問題が無いかチェックしました。
本当は、配線同士をつないで固定した方が良いのでしょうが、万が一を考えて、やり直せる様に端子をつけました。
自分の整備技術を、ちっとも信用していない僕は、エンジンをかける前に、バイクが発火しても被害が最小限になる様に、周りを片付けてから始動します。
モンキーくんには、買い忘れと言う初歩的なミスで、20w-50の固いオイルを入れています。
ホンダの指定オイルはG1で、10w-30ですから、かなり違います。
この冬場にエンジンをかけると、少しアクセルを開けていないと、暖気が終了するまでアイドリングが維持できません。
アイドリングが安定するまで、暖気は5分くらいかかります。
が、コイルを交換した後は、すぐにアイドリングが安定しました。
排気音も、太くて低い音になった様に思います。
試走しようかと思いましたが、雨が降っていたので、やめておきました。
タバコを一服しながら、アイドリングが安定したままか確かめて作業を終えました。
とりあえずは、爆発する事も無く、終了です。