ST250やシェルパなどを、チューニングされている、マニアな人達から人気の某氏のブログや、京都のヴァイタルスピリットさんのホームページでは、フロントフォークも、エンジンオイルと同じような頻度で、交換した方がよろしい、と記載されています。
本当なんだろうか?と思っていましたが、思い切ってバラしてみました。
1996年式と書かれているME08君は、おそらく製造されてから、フォークオイルを熟成させてきたようです。
粘土を水で溶いたような物が、フロントフォークのあちこちの部品に、こびりついています。
いつ変えたか分からないバイクの、フォークオイルを交換する時は、たくさんのウエスと、新品パーツクリーナーを2~3本用意しておきましょう。
僕は、足りなくなって、途中で買いに行きました。
上の写真は、フロントフォークの最も下部にある、何とかと言う部品です。
フルボトム寸前で活躍する部品だそうです。
ちなみに、アルミ製ですので、銀色以外は、全て汚れです。
スプリングは、カートリッジと呼ばれるものがついているので、フロントフォークのトップキャップを緩めても、バネが飛び出てえらいことになる心配はありません。
トップキャップは22ミリ、中のボルトは17ミリでした。
ボルトにレンチをかけて、トップキャップをぐるぐる回しますが、インナーチューブから取り外した状態では、バネの威力を思い知る事になります。
少し緩めば、レンチはそのままにして、トップキャップを手で回した方が良さそうです。
ちなみに、トップキャップは、バラす前の最初に緩めておきましょう。
このME08君は、スピンナーハンドルに、1メートルくらいのパイプをつなげて、バキン!と回しました。
バネの中に通っているカートリッジにも、オイルの通路があるそうで、パーツクリーナーを吹き込むと、ドロリとした汚れが流れ落ちてきます。
パーツクリーナーを吹きかけると、ねずみ色の、オイルが滴り落ちます。
本当は、交換しなくちゃいけないそうですが、今回はそのまま組んでしまいます。
先週末に、グリスだらけになって掃除をしたステアリングベアリングの調整をします。
本には、一度締め込んで、緩めてから、再び手で締めて、1/10回転させればリングナットはOK!と書かれていますが、簡単そうに書かれている箇所は、プロのシークレットテクニックが隠されている事が多いので、注意が必要です。
まず、アンダーブランケットだけを差し込んで、上のベアリングを入れて、シールをかぶせて、リングナットを手で締め込んで、上からゴムハンマーでゴチン!と叩きます。
すると、もう少し締め込めるようになります。
何度か、ゴムハンマーで叩いて、手で締めてを繰り返して、最後にフックレンチで回します。
普通のボルトやネジを回す時の、キュッと止まる感触はありません。
グリスが挟まった様な、グニャリとした感触です。
僕の場合は、無闇にグリスを塗りたくっているので、何度もゴムハンマーで叩いて締めて、緩めてを繰り返します。
最後に手で締め込んで、フックレンチで1/10締め込んで終了しました。
あふれたグリスを拭き取って、アッパーブランケットを取り付けて、分解中のフロントフォークのインナーチューブを差し込みます。
インナーチューブを締めているボルトを上下ともに締めて、トップナットを締め込みます。
次に、インナーチューブを止めている下のボルトを緩めて、応力を逃がし、ちょっぴりトップナットを締め込みます。
何度もあちこちのボルトを緩めたり締めたり、ゴムハンマーで叩いたりして、ガタが無くてスムーズ動くポイントを見つけ出します。
場合によっては、アッパーブランケットを外して、リングナットを緩めて、再び調整します。
少しでもイラついたら、タバコをふかして、気分転換します。
とにかく、面倒です。
バイク屋さんに、この作業をお願いすると、金に糸目はつけない、というのと、同義語になるそうですから、自分で頑張りましょう。
ただし、自分でやると、グリスで汚れ、手を洗い、ボルトを締め、ウエスで拭き、インナーチューブを揺さぶり、グリスが着き、手を洗い、の繰り返しになりますから、ご近所さんから、ちっとも走らないバイクをいじる、変なおっさん呼ばわりされますので、普段の生活態度が大切です。
調整がうまくいくと、写真の様に片側のインナーチューブを外しただけで、ブランケットが傾きます。
本当は、交換しなくちゃいけないそうですが、今回はそのまま組んでしまいます。
先週末に、グリスだらけになって掃除をしたステアリングベアリングの調整をします。
本には、一度締め込んで、緩めてから、再び手で締めて、1/10回転させればリングナットはOK!と書かれていますが、簡単そうに書かれている箇所は、プロのシークレットテクニックが隠されている事が多いので、注意が必要です。
まず、アンダーブランケットだけを差し込んで、上のベアリングを入れて、シールをかぶせて、リングナットを手で締め込んで、上からゴムハンマーでゴチン!と叩きます。
すると、もう少し締め込めるようになります。
何度か、ゴムハンマーで叩いて、手で締めてを繰り返して、最後にフックレンチで回します。
普通のボルトやネジを回す時の、キュッと止まる感触はありません。
グリスが挟まった様な、グニャリとした感触です。
僕の場合は、無闇にグリスを塗りたくっているので、何度もゴムハンマーで叩いて締めて、緩めてを繰り返します。
最後に手で締め込んで、フックレンチで1/10締め込んで終了しました。
あふれたグリスを拭き取って、アッパーブランケットを取り付けて、分解中のフロントフォークのインナーチューブを差し込みます。
インナーチューブを締めているボルトを上下ともに締めて、トップナットを締め込みます。
次に、インナーチューブを止めている下のボルトを緩めて、応力を逃がし、ちょっぴりトップナットを締め込みます。
何度もあちこちのボルトを緩めたり締めたり、ゴムハンマーで叩いたりして、ガタが無くてスムーズ動くポイントを見つけ出します。
場合によっては、アッパーブランケットを外して、リングナットを緩めて、再び調整します。
少しでもイラついたら、タバコをふかして、気分転換します。
とにかく、面倒です。
バイク屋さんに、この作業をお願いすると、金に糸目はつけない、というのと、同義語になるそうですから、自分で頑張りましょう。
ただし、自分でやると、グリスで汚れ、手を洗い、ボルトを締め、ウエスで拭き、インナーチューブを揺さぶり、グリスが着き、手を洗い、の繰り返しになりますから、ご近所さんから、ちっとも走らないバイクをいじる、変なおっさん呼ばわりされますので、普段の生活態度が大切です。
調整がうまくいくと、写真の様に片側のインナーチューブを外しただけで、ブランケットが傾きます。
この辺りは、ボルトの締め忘れなどがあると、大事故につながりますから、充分に確認を繰り返しましょう。