イギリスの古い4輪車に乗る御仁から、開放型バッテリーは急な放電や急な充電が得意である、と教えてもらいました。

ほほぅ。

何でも、4輪の旧車乗りは、バッテリーを放り投げて回復させる技を持っているのだそうです。

衝撃で、サルフェーションが落ちるのでしょうか?


いやはや、すごい人種です。


出先などで、バッテリーがあがってしまい、どうしようも無い時の最終手段であるそうで、運が良いとエンジンをクランキングさせる事が出来るのだそうです。


段々畑のようになっている田んぼの土手から、斜面にたたきつけてゴロゴロと転がすくらいの強さで、衝撃を与えるのだそうです。



やはり、すごい人種です。


勢い立ってバッテリーを放り投げようにも、田んぼがありません。

バイク用のバッテリーは、横に穴が空いているので、希硫酸がふりかかるかもしれません。

無闇に、バッテリーを放り投げていると、腰に来そうですし、近所の人から警察に連絡が入るかもしれません。


ちなみに僕は、娘が大声で泣いているのを放っておいたら、プロレスラーの様なお巡りさんが、10人くらい訪ねてこられた事があります。


どう考えても、バッテリーは投げないに越したことはないと思います。


BMW純正バッテリーに背負い投げをくらわして、ボッシュ君で冷えているエンジンをかける動画をアップしたら、全世界からアクセスがあるかもしれませんが、バイク屋さんからは必殺飛燕一文字五段蹴りを見舞われるでしょう。

あちょー!(←すみません。関西ローカルネタです)


ともあれ、急速充電をして、バッテリーに衝撃を与えるのも、時には有効だそうです。
サルフェーションが落ちるんでしょうか?

理路は分かりませんが、何となくショックを与えるというは、良さそうです。


僕は、急速充電も可能な充電器を持ってはいたのですが、充電中に、スタータースイッチを押してしまい、駄目にしてしまいました。


仕方が無いので、定格2Aで充電できるバッテリーチャージャーを使います。


オプティメイト3は、0.6Aで充電すると書いてありましたので、3倍強です。


ちなみに、オプティメイト3で補充電を開始すると、2時間から3時間くらいで充電完了のランプが光ります。


ナノパルサーPG12N をつなげると、12時間くらいで作動を停止します。


3時間くらいで13.6Vまであがって、一晩かけて12Vくらいまで電力を消費するようです。


何だか、バッテリーが復活していそうじゃありませんか。


オプティメイト3で充電して、ナノパルサーが12Vまで電圧が降下したよん、というサインの赤色LEDが点滅するまで放っておいて、2日くらい経ったので、今度は2Aで充電してみます。

充電開始

充電開始です。

充電中

またまた、どこにピントがあっているか分からない写真です。

電流計は充電完了のグリーンの位置から、ちょっぴり黄色のエリアに入ったところで止まっています。

7時間くらい充電していましたが、グリーンと黄色のエリアの中間くらいのところで、止まったままです。

ううむ、何だか駄目なような気がします。


純正バッテリー比重1

本当は、上の様に比重を計って、テスターでチェックしながら記事を書けばいいのでしょうが、面倒です。

ちなみに、写真は去年の9月で、比重は1.100を割っています。

寿命って、やつですね。


やはり、放り投げてみましょうか。


2/18 追記です。
大自工業株式会社製のバッテリーチャージャーSL-3で7時間程度の補充電をすると、ナノパルサーPG-12Nを装着して24時間経過しても、バッテリーをメンテナンスしている事を意味するグリーンのライトが、点いたままです。
これは、何か違いがあるのかもしれません。




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