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時々、自分でも何をやっているか分からなくなる時があります。

酒が残っている訳ではありません。

たぶん。


そこで、自分の目指す方向性やらを、時折書き綴っておきたいと思います。

もちろん、BMW R100RSくんの方向性です。
言葉にしておけば、そのうち何とかなるんじゃないだろう、という軽い発想です。

改造するかもしれないし、しないかもしれません。

もともと、こりゃあかんのちゃうか?と思ったのは、バイク屋さんで整備されている空冷水平対向エンジンのピストンを見たときです。

真黒なピストン

真黒でした。

でも、バイク屋さんによると、これくらいならマシな方だ、との事。

後日、自分でキャブレターを外して、元に戻すのに大変な苦労をしていた時、べったりと手に着いた汚れは、その時に見たピストンに付着した汚れと、同質の様な気がしたのです。

バイク屋さんには、大して乗りもしないくせに、エンジンの汚れなぞ気にするな!と怒られておりますが、都合の悪い事は聞こえない耳をしているので、大丈夫です。


さて、R100RSくんのエンジンは、ブローバイガスが、スターターモーターの横辺りから、キャブレターの手前くらいまで、引き回されてきています。

スターターモーターの辺り

↑悪名高きボッシュのセルに乗っている微妙に太い黒のホースが、その通り道です。

僕は、このセルモーターを見るたびに、手を合わせて祈っているので、まだ故障はしません。


ともあれ、このブローバイガスを、オイルキャッチタンクなんかにつなげることが出来れば、ピストンの汚れを抑えることが出来るのでは?と思っています。

そして、オイルキャッチタンクに溜まったオイルを、何とかしてエンジンに戻すことが出来れば、1000キロで1リッターものオイルを消費する、環境によろしくない状態を脱することも可能では?と思っているのです。

ところが、このホースを外に出す隙間がありません。

エンジン上部

2本サスの前期型のセルモーターカバーを乗せてみると、上に空間がありますから、ホースを引き出せますが、エアクリーナーカバーが装着できなくなります。


R90Sエンジン

前期型のエアクリーナーカバーを装着すると、ヒートしやすくなるんだそうです。
なるほど、空気は入りにくそうです。

形は素敵だと思うんですけどね。

ま、何か、良い方法を考えなくっちゃいけません。


エンジンからエアクリーナーにかけての形は、このタイプが素敵だと、僕は思います。



まま、そんなことはさておき、次のR100RSくんの不満点は、アイドリングでクラッチをつなげない事です。

点火系を強化してFCRを組み込んでも、古い水平対向エンジンではアイドリングでクラッチがつなげるかどうかは疑問だというのが、複数のバイク屋さんの共通した意見です。

長年、色々なバイクを触っている職人さんの、何となくの「第6感」というのは、素人はことさら傾聴すべきであると僕は思います。

そこで、フライホイールを重たくしてみようと考えています。BMW R100系の前期型は、フライホイールが重たくて、独特の乗り味だそうです。
お世話になっているバイク屋さんは、嫌いなエンジンだそうですが、機会があれば誰ぞを褒めちぎって乗せてもらおうと、もくろんでいます。
ともあれ、部品を集めるべく、オークションをじろじろと睨んでいます。


こないだ、そのバイク屋さんで雑談していると、古い水平対向エンジンは、500~600ccくらいの排気量が限界なんじゃないかと思う、という話を聞きつけました。

これも、数字的裏付けがある話ではなく、何となくそう思っているというレベルの雑談なのでしょうが、ちょっと興味深い話です。

何でも、同じ水平対向エンジンでも、800ccのエンジンは、よく回るんだそうです。

おりしも、BMW BIKES Vol.57号には、ミドルクラスの愉悦と題して、R65の特集があります。
眼光紙背のごとく、記事を舐めまわすように読むと、R100と、R80と、R65のクランクケースは共通だとの記述があります。
これは、何とかなるかもしれません。

ピストンなんかを小さくして、フライホイールを重くするってのは、相反する方向かもしれませんが、純正流用できそうなので、何だか面白そうです。

エンジンが軽く回って、アイドリングで発進できるってのは、素敵じゃありませんか。

理解してくれる人は、少なそうですが。

また、バイク屋さんには怒られそうです。

ははは。


それと、昔のバイク乗りの方から、マフラーを棒で突いて何枚か抜くと、良く走るようになる!という話も聞きました。

何枚か抜く?

じゃ、やってみましょう!と先をとがらせた鉄棒なぞを叩きこむと、自分が売ったバイクは自分の物だと思っているバイク屋さんに、ドロップキックをくらいそうです。


何枚か抜くって何だ?

他のバイク乗りの人に聞いてみると、おお!懐かしい!などと言うばかりで、肝心な原理は教えてくれません。
そればかりか、ドラム缶でマフラーを焼く話なんかを始める始末です。

僕は、穴のあいたジャンク品のR100用マフラーを持っているので、そのうちサンダーでぶった切って中身を見てみようと考えています。

キャブレターも、デロルト40φがついていますが、古いドカティ乗りの人から、散々に脅かされているので、そのうちCRなんかに変えようと思っています。


さてさて、どうなります事やら。