
エアクリーナー側の外径は、BING40φよりも少し小さいです。
測ってみるとデロルトの外径は48ミリ、BINGは51ミリです。
その差3ミリ。
もらってきたばかりのときは、エアクリーナー側にゴムが巻いてありました。
エンジンとキャブレターをつないでいるインシュレーターのゴムを、少し削ってはめ込んでいるような感じです。
接続がきちんとしていないからか、キャブレター本体が左側だけやけに汚れていました。
CRCを吹き付けて、歯ブラシでちまちまと掃除をしました。
同じようにゴムをつけるとゆるんでしまいそうです。
そこで、自転車のチューブを細く切って、51ミリになるまで被せていきました。
近いうちに、金属加工屋さんに行ってこなくちゃなりません。

ともあれ、中身です。
デロルトをネットで探すと、前原商会さんというところが見つかりました。
http://blog.maehara.shop-pro.jp/?search=phm
なんでも、PHMの「P」は円筒形のスロットルバルブであることを示し、「H」は吸気経路が円状であることを示しているそうです。
最後の「M」は加速ポンプ付きであることを示しているそうです。
ふーむ。

ちょっとわかりにくいですが、上から見た写真です。
確かに、円筒形です。

エンジン取り付け側から見た内部です。確かに円状の吸気経路です。

写真の一番左に写っているのがメインジェットホルダーという名前だそうです。
メインジェットホルダーの右に写っている小さいのがメインジェットだそうです。
品番は152と書かれています。
その右側にある細長い形状がニードルジェットという名前だそうです。
品番はAB265と書かれています。
スロットバルブにも、加速ポンプの効き具合を調節するために、色々と種類があるそうですが、確認をし忘れました。
写真を撮り忘れましたが、キャブレターの中には細長い針金のような部品があります。
ジェットニードルと呼ぶのだそうです。
品番はK4とあります。クリップは上から2段目についています。

メインジェットホルダーを取り付ける穴の前にあるのは、何でしょう?
60番と刻印された部品がついています。
番号からスロージェットでしょうか?
ニードルジェットにジェットニードルと、似た名前が出てきて、よくわかりません。
頭がオーバーフローしそうです。
しかも、キャブレターを作る会社によって、微妙に名前が違うそうです。
詳しい知人に話を聞くと、ケーヒンでは何とかでミクニは何とかと説明してくれたのですが、聞けば聞くほどわからなくなります。
ははは。
って事で、知っている皆様、間違いなんかがあれば、ご教授願えると幸いです。
とりあえず、新品プラグを取り付けて、アイドリングさせてみます。
ここで、ぼちぼちと名前を確認していかなくちゃなりません。
http://www.dellorto.co.uk/merchandise/products.asp?CategoryID=2&PartsectionID=22