こんにちは! Machinakaです!!

 

 

 

今回批評する映画はこちら!!

 

 

 

「エリックを探して」

 

 

 

 

 

 

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旧作の映画です。

 

きっかけはですね、ネットフリックスを漁ってたらバッタリ出会ってしまいました。

 

ネットフリックスで観れる映画の種類が多すぎて、いつも悩むんですよ。下手したら20分くらい何見るか悩んじゃうんですよ。アニメ一本見れるじゃんっていうね。

 

今回は5分くらい悩んで観た映画です。

 

 

旧作だから結論言っていいよね?

 

本当に見てよかった!

ネットフリックスありがとう!!!

心がほっこり、ラストはスッキリ!

絶対に見て損はない作品でございます!

 

 

 

ネトフリの中でもあまり目立たない場所にある映画ですが、是非とも「エリック」で検索してくださいな( ^ω^ )

 

今見たばかりの私は心が洗われたようで、あまり面白いことも言えずにそのまま感想を垂れ流しそうです。

 

だって本当にスッキリしたんだもの、、、

 

ケン・ローチ監督大好きです! 

今すぐハグしたいくらいです!!! 

男ですいませんw

でも、それくらい今はこの映画が大好きだァァァァァ!!!

 

 

 

[あらすじ・見どころ]

 

 

「麦の穂をゆらす風」などで知られるイギリスの名匠ケン・ローチによるコメディ・ドラマ。何をやってもうまくいかず不満だらけの毎日を送っていた郵便局員エリック。そんな彼の前に、憧れの存在だったサッカー選手エリック・カントナが突然現われた。それ以来、カントナはエリックに様々なアドバイスをするようになり……。サッカーのフランス代表として活躍した名選手エリック・カントナが本人役で出演したことで話題に。2009年東京国際映画祭ワールドシネマ部門で上映。2010年劇場公開。

http://eiga.com/movie/54996/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケン・ローチ監督で、イギリスを舞台に。でも、制作はイギリス、フランス、ベルギー、イタリア、スペインで撮っている。こっちの方が予算少なくて済むのかな?

 

はい、明らかに予算が少ない映画なんですけども、ケン・ローチらしい主人公と笑いの間を知り尽くしたコメディ演出が実に最高です。

 

って結論言ってるじゃねぇか(ー ー;) すいません、もう少しあらすじの補足をしますね。。

 

主人公は30年前に離婚した妻が未だに忘れられないでいる男。息子2人と一緒に暮らしています。

 

なぜ奥さんと離婚したのか? なぜ未だに妻を忘れられないのか? いろいろ疑問はあると思いますが、あえてこの一言で片付けさせてください!

 

ダメ男なんです

 

 

映画を見ればすぐに分かることです。99.9%奴が悪いw いや、同情することもできるけども、あえてダメ男と言わせてくれ!

 

 

そんなダメ男が妻とよりを戻すために努力したり、素行不良の息子と仲良くしようとしたり、かつて輝いていた30年前の自分に戻りたいと思ったり、とにかく何かと足りない男の奮闘記をずっと描いてくんですけど、、、

 

何をやってもダメ、、、

と思いきや、何もやってもいないんですよ、この男は。

 

オイオイオイオイ! 何もやらないんじゃ映画が進まないじゃないか!!!! 

 

そんなダメ男のメンターとなるのがエリック・カントナさん。サッカー選手です。

 

 

 

 

 

本物のサッカー選手ですね、元フランス代表の名選手みたいです。私はジダン世代なので、あまり知らなかったんですけど、かなり有名な人みたいです。

 

まさかの本人が出演していますw

 

 

どんなキッカケで本人が登場するのかは映画を見てからのお楽しみ。驚くほどアホな設定ですから笑

 

そんなカントナと主人公が二人三脚で家庭の問題を解決していく話なんですね。

 

 

しかし、カントナは主人公にしか見えない設定なっており、実際に行動できるのは主人公だけ。運命を切り開けるのは主人公だけ。

 

 

 

結局ですね、生き方を変えるには自分で決断しなくちゃいけないんですよ。頭で何か考えてても、何も変わらないんです。

 

「頭で考えるうちは誰でも傑作だって」

って「何者」の有村架純ちゃんも言ってただろッ!!!!!!!

 

 

 

 

 

そんな主人公が自ら決断し、仲間を頼り、家族を頼り、人とつながっていく映画でございます。

 

ケン・ローチ監督で見た作品は「私はダニエル・ブレイク」しかなくて恐縮ですけども、あちらの主人公は人間関係のディスコミニケーションを描いていた作品だと思います。

 

同じ英語を喋り、意味は伝わっているんだろうけど、お互いの立場もあり、譲れない部分もあり、いがみ合ったりすれ違うことが多い。ケン・ローチ監督はそんなディスコミニケーション表現が非常に上手な人だと思いました。

 

今作も最初はダメ男ぶりを発揮する主人公。何を喋っても何を聞いても右から左、左から右に流れていくだけ。言葉がコミュニケーションになってない。

 

それがまさかのサッカー選手カントナを通じて成長していく物語です。

 

 

思った以上に笑えて、笑えて、笑える作品でもあります。今回のラスボスであるチンピラをギャフンと言わせる驚きの作戦に、腹を抱えて笑ってしまいました。いや、腹がちぎれるかと思ったwwwww シュールな笑いが多めだったのに、最後の最後にあんな隠し玉を持っていたとは、、、

 

そんな驚きのエンディングなのに、誰も人が死んでないっていうね! 誰も致命傷を負わずにみんなが幸せになる映画です!!

 

思った以上に面白い映画でございました!!

 

そして、思った以上に長い感想になってしまった、、、

 

 

 

 

 

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