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どうもこんばんは!Machinakaです。

 

サムネはね、私がいちばん好きなコンビである山里さんと若林さんですよ。え?コンビじゃないって?

 

そんなの関係なしに、間違いなくこの二人が日本で一番だから!よかったらこの二人の動画をご覧になってくださいねo(^▽^)o

 

 

 

 

 

ってDVD高すぎだろ誰が買うんだよwww 

 

紹介しておいて文句言ってすいませんね、よければ買ってくださいね!笑

 

 

ということで、今更ながらですが、映画「火花」を見てきました。

 

公開からかなり時間が経っていることもあり、映画ブロガーとしては恥ずかしい記事アップなんですが、よかったら覗いていってくださいな∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

 

芥川賞をとった又吉さんの「火花」。

 

地上波で唯一と言って良い映画番組の中で紹介されていて、興味を持ったんですよね。

しかし、奇しくもその圧倒的な情報量のおかげで超絶なネタバレを喰らい、ブランチ食ってる場合じゃねぇ!!!って思い劇場に走ったわけですw 

 

本当にねぇ、、、あの番組おかしいよ!!!

だって「ジャスティス・リーグ」の紹介で「スーパーマンが見事復活!」って大々的なテロップ流すのおかしくね!? おかしくね!?

 

ということで、若干の怒りを某番組に持ちつつも、ちゃんとした昼飯を食べてから劇場に行ってまいりましたー、、、

 

 

ということで、「火花」批評、行ってみよー!!!!!

 

 

 

 

[あらすじ]

 

 

・お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹による第153回芥川賞受賞作で、ドラマ化もされた同名小説を、板尾創路のメガホン、菅田将暉と桐谷健太の主演により映画化。

・まったく芽が出ない芸人・徳永は営業先の熱海の花火大会で先輩芸人・神谷と出会う。「あほんだら」というコンビで常識のワクからはみ出た漫才を披露した神谷の姿に魅了された徳永は、神谷に弟子入りを志願。

・「俺の伝記を作ってほしい」という条件で神谷はそれを受け入れる。人間味にあふれ、天才的な奇想の持ち主でもある神谷に惹かれる徳永。神谷もそんな徳永に心を開き、2人は毎日のように飲みに出かけては芸の議論を交わし、仕事はほぼないものの充実した日々を送るようになる。

・しかし、そんな2人の間にいつからかわずかな意識の違いが生まれるようになり……。徳永役を菅田、神谷役を桐谷がそれぞれ演じるほか、2人を見守る神谷の同棲相手・真樹役を木村文乃が演じる。

http://eiga.com/movie/86552/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[感想・評価など]

 

もう公開から時間たってるので、いきなり結論から言いますね。

 

面白かったです!!! 予想した以上に。

 

予想ってのが低かったかもしれないですが、本当に面白かった!!!!

 

まずですね、監督の板尾創路さんに大感謝ですね。脚本も担当されたということで、かなり映画に肩入れして作って頂いたのではないでしょうか?

 

面白いエピソードとしては、先週の「ワイドなショー」にて、板尾さんの不倫に関するニュースが流されていたんですが、「映画のロケ中には出演者に口酸っぱく「お前ら絶対に不倫するなよ!」と厳戒令を敷いていた」そうなんですよねw

 

 

芸人の苦悩と青春を描く『火花』に、かなりの熱量で臨んだ板尾。「漫才経験のない人に撮らせたくなかった」と言い切るほどで、出演者に「スキャンダル禁止令」を出して、11月23日の公開を待っていたその矢先、である。

 

「『公開まで人を殴ったらアカン、物を盗ったらアカン、不倫したらアカン』と言っていたが……」(前出・映画製作関係者)

http://blogos.com/article/260768/

 

 

まぁ映画制作関係者ってのがとっても胡散臭いんですけどw それは置いておいてww

 

菅田くんも桐谷さんも仰天するほどの「ボケ」を監督自らかましてくれたことに、大感謝なわけですwww

 

 

今回芸人である板尾さんが監督であるということで、また板尾さん自身が吉本の中でも、いや芸人の中でも変わり者であることを踏まえて、板尾さんらしい独特の表現が垣間見えたと思います。

 

 

 

板尾さんの笑いの真骨頂といえば、一言でいえば「異国情緒」だと思うんですよね

 

もちろん、ネタにも外国人タレントを積極的に使って笑いを取っている意味でも、異国って感じがするんですけど

 

ってか、適当に見つけてきた動画が面白すぎてブログ書けないんだけどwww

良かったら見てくださいね笑

 

 

 

で、本筋に入りますけども、異国情緒というのは板尾さん自身の性格やオーラのことを言いたいのであって

 

 

板尾さんにしか出来ないあまりにシュールなギャグ、ネタ、ワードセンス。板尾さんという外国でしか体験できない笑い。

 

昔は「板尾ワールド」なんて良く言いましたけども、本当に彼しかできない笑いを提供してくれるんですよね。

 

ワイドなショーでも松本さんが「彼は住む世界が違う」とまで言わしめた人ですからねー。僕も大好きです。

 

今回の映画にも板尾ワールドが活きていて、どう考えても必要ないシーンが盛りだくさんで

 

例えば、いきなりオチから入りますけども、桐谷健太さんがFカップになるという下りで、桐谷健太さんがブラをつけて走ってる回想シーンがあるんですけど、そこで何故か、桐谷さんが馬の上に乗ってるんですよ!!! 

 

絶対に馬に載せる必要なんてないのにww

 

そういうところがねぇ、板尾さんっぽいんですよね笑

 

板尾さんしかできない、板尾さんっぽい演出が光るんですよねぇ、、、、

 

普通映画だったら監督は原作者に気をつけないといけないんですけど、又吉さんも吉本で、板尾さんは大先輩ですからね。

本人は言わないだろうけど、映画化しても絶対に文句言えないですよねww

 

ただ、僕は板尾さんに好きにやらせてくれて良かったと思います。

 

もう分かるかもしれませんが、どうやら僕は板尾さんが大好きなようです笑

 

板尾さんにかなり肩入れして見てしまったというのは否めないですけど、それも映画の見方ですからね。おそらく、板尾さん好きで映画見てる人って少ないですけど笑

 

で、監督びいきは置いておいても、物語は最初から最後までテンポよく進み、上手く省略しながら2時間にまとめきったと思います。

 

笑わせるところは笑わせ、泣かせるところは泣かせるというメリハリが効いていて、お笑い芸人の光と影を映したという意味でも、映画全体にコントラストが際立っていたと感じます。

 

批評とは関係ないけども、この動画が面白すぎて良かったら見てくださいw

 

 

あとこれも最高www

http://www.nicovideo.jp/watch/sm27951754

 

 

 

 

 

 

[足りない二人の駄話がサイコー!]

 

監督もさることながら、素晴らしいのは菅田くんと桐谷健太さんの駄話。

 

もちろんね、漫才も凄いんですよ。プロの芸人さんを使って、プロのツッコミをしてもらったおかげで、非常に洗練された笑いになっていたのは良いんですけど、何か作り物って感じがしてしまって、あまり好きにはなれなかったんですよ。

 

それよりも、漫才以外のどうでも良い駄話が素敵でね。普通の会話では菅田くんがツッコミ、桐谷さんがボケなんですよねw

 

漫才では菅田くんも桐谷さんもボケなんで、総合すれば桐谷さんが大ボケなわけですw

 

で、二人がする駄話といえば、電話でくだらない鍋の話とか、天丼を使った重ねギャグだったり、無駄な勃起ギャグだったりw

 

 

この映画、皆さんはどう見てるか分かりませんけども、私は決して青春映画だとか、切ないとか、そんな爽やかな映画だとは思ってないんですよ。

 

私的には、バリバリのブロマンスムービーで、くっだらないことをくっだらない調子でやってる。

そして二人のどうでも良い会話ばかりフィーチャーされて、話の本筋があまり見えてこなくなるくらいくっだらない話がブロマンスの魅力なんですよ。

で、今作は見事にブロマンスには欠かせない男同士のくっだらない会話劇を漫才以外で見せてくれたところが、私にとっては感動したんですおーー(▰˘◡˘▰)

 

またですね、二人の仲の良さが非常に伝わってくるのが「髪型」であったりして

 

最初は菅田くんが桐谷くんの髪型を真似して、モッサモサの無造作ヘアーにするんですけど、最後は桐谷さんの方が菅田くんに寄せるっていう髪の表現に、感動したのでした(ノ゚ο゚)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[足りない二人の足りないものとは?]

 

 

 

あと、気になったのは二人のコンビ名

 

菅田くんが「スパークス」

桐谷さんが「アホンダラ」ということで、この名前って何の意味があるのかなぁって思ってたんですけど、ざっくり考えて、、、菅田くん、桐谷さんのお互いに足りないものが、この名前に隠されてるのかなぁと妄想したんですよ。

 

 

菅田くんは、映画のラストになると、そこそこ売れてきた芸人として活躍してるんですよね。劇中ではほとんど説明がなくて、少しだけ難しいんですけど。

 

着る服とか、髪型とかが洗練されて、昔ながらの「芸人」から今風の「タレント」に変化していってるんですよね。ていうか、桐谷さんの同居人の女の人が菅田くんを知ってる時点で、かなり全国区になってきてる芸人になってると思うんですよ。

 

でも桐谷さんは売れない。

それは簡単で、自分が面白いと思う笑いしかネタにしないから。それはつまり、自分のやりたいことしかやらないという、ある意味で青春を秘めたものであるから。

 

芸人として売れるのは、周りが共感したり評価されるネタがあるからで、自分の笑いしか追求しない、自分にしか分からないネタをやっていては一生売れないですよね。

 

つまり、桐谷さんはコンビ名の通り、本物の「アホンダラ」なんですよね。で、菅田くんは芸人の道を極めるというアホになりきれなかった。だから、いつまでも桐谷さんとつるんでいたいし、一緒にいれば桐谷さんのアホが移ってくれると思って、憧れていたんではないですかね。

 

そして、桐谷さんなんですけど、やはり売れたかった=スパークしたかったのかなぁと、、、

 

最後に、菅田くんがテレビに映ってる時、桐谷さんは無言でテレビを消しますよね。桐谷さんなりに、少しはジェラシーを感じていたのかなぁと思いました。。。。

 

 

あくまで一考察ですから、ご参考までに。。。

 

 

あとはですね、最後の笑えて泣けるコントとか、すっごい長台詞なのに頑張った二人には大感謝です。。。

 

だから最後に残す言葉としては、、、

 

 

この映画、本当に最低だよ!! お前ら、絶対見に行くなヽ(`Д´)ノ

 

 

 

 

 

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