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今回ご紹介する映画は、一部の女性にとって非常に不快な内容になっております。
 
欧米では、今作の主人公(女性)が起こす「ある行動」について「女性の権利を侵害している!」といった声がある一方で、「女性の権利に革命を起こした傑作」とも言われており、賛否両論を巻き起こしてる超超話題作でございます。
 
この映画を観て、このエル論争に参加したい!という方は、どうぞご覧になってください。
 
ただ、この映画は普通ではありません。
 
観る映画ではありません、喰らう映画です!
 
喰らう映画は、後に残ります。そして、場合によっては一生のトラウマになるかもしれません!!
 
特に女性にとっては、とてもじゃないけど正視できない描写が多く、率直なところ、知り合いの一般女性にはオススメしたくありません!!
 
ただ、こんな映画ブログを拝見してくださっている映画リテラシーの高いご婦人であるならば、紹介する意義はあるんじゃないか、と思い書いてます。
 
 
観るな、観るなと言っておいてから書き加えるのも申し訳ないのですが、、、
 
この映画、面白さだけは絶対に保証します!!
 
非常に憎い、憎いんですが、やはり面白い映画は正義! これだけ話題を呼んでるのも、内容が面白いからなんですよね(´□`。)
 
 
 
 
 
 
というわけで、これからいよいよ批評に入っていきます。。。
 
 
戻るなら今のうちですよ? 
 
 
たかが映画に人生左右されたくないって人は、このブログから去って、ブルゾンちえみのマラソン体験記でもむさぼっててくださいよ。
 
 
でも、観たくて観たくて仕方がない、もうどうなっていいって方は、画面に指を付けて、上へスクロールしてってくださいな。
 
 
 
 
 
 
では行きますよ?
 
 
 
 
 
 
 
それでは、「ELLE エル」批評、言ってみよーーー!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

[あらすじ]

 
 
・「氷の微笑」のポール・バーホーベン監督が「ピアニスト」のイザベル・ユペールを主演に迎え、「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」の原作者フィリップ・ディジャンの小説「oh...」を実写映画化したエロティックサスペンス。
・ゲーム会社のCEOを務める女性ミシェルは、ある日突然、自宅に侵入してきた覆面男に襲われてしまう。何事もなかったかのように今まで通りの生活を送ろうとするミシェルだったが、襲われた時の記憶がフラッシュバックするようになっていく。
・犯人が身近にいることに気づいたミシェルはその正体を突き止めようとするが、自分自身に潜んでいた欲望や衝動に突き動かされて思わぬ行動に出る。第74回ゴールデングローブ賞で最優秀主演女優賞と最優秀外国語映画賞を受賞し、第89回アカデミー賞でもイザベル・ユペールが主演女優賞にノミネートされた。

 

 
 
主演を張るのはこちらの大女優!イザベル・ユペールさんです!!
 
まず率直に言わせてください!
 
あなたは本当に美しい!!!大好きだ!!
 
世界で一番美しい女優だと思う(* ̄Oノ ̄*)
 
 
 
 
 
 
女性に年齢の話なんてするもんじゃないですけど、一生お会いすることはないと仮定して話しますと笑 この方、今年でなんと64歳なんですよ、なのにこの眼力、髪のツヤ、、、 女優魂って本当に恐ろしいね!!!
 
フランスを代表する女優なんですけど、ハリウッド映画にもちょいちょい出演します。今作ではゲーム会社の経営者という、その風貌からは想像もつかない役を演じます。
 
冷静に考えると凄いですよ。だって、64歳の人が主演で女優を張るなんて、、、
 
日本なんて、若い子ばっかり主演に使うじゃないですか。で、年になったらバイバイでしょ? 名脇役になることはあっても、主人公のお母さん役とか、落ち着いた役が多いですよね?
 
 
 
今作のイザベルさんが演じる役は、何人の男と同時に関係を持っている、現役バリバリのモテ女を演じるんですよ!こんなの考えられます!? 史上最強の美魔女だよ!!
 
 
 
 
そんな凄い美魔女を主演にしておいて、どんなストーリーなんだろ?って思いますよね?
 
 
 
 
で、最初に端的にストーリーをお話ししますと、、
 
 
 
 
 
 
 
 
映画が始まってすぐ、主人公が変質者に暴行されるんですよ。。
 
 
 
 
 
 
 
ということで、映画の感想にいってみよー!!!
 
 
 
 
 
 
 
 

[映画の感想]

 
 
 
コンプライアンスなぞ笑止!! 
 
正視できない過激な映像の数々! 
 
こんなの女性に見せられない!! でも、この映画を笑いながら見てくれる人を、俺はきっと好きになる、、
 
女性を神格化しすぎた監督が贈る、働く女子頑張れ系映画!!←嘘ですww
 
女性は強く、気高くあれ!! 監督なりに女性を褒めたエログロコメディ!でも、どんだけツンデレなんだよバーフォーベン!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[男だから出来る芸当]
 
 
 
こちらの映画を作った監督はポールバーフォーベンさん。
 
監督の名前は知らなくとも、「氷の微笑」なら聞いたことあるでしょう?
 
あれを作った人です。
 
 
氷の微笑の時も、性に対して非常に奔放な、恐ろしく力強い女性を主人公にしてきましたね。
 
おそらく、監督は女性を神格化する傾向にあるのでしょう。男性の中には女性を神格化するって人いるんですよ、女の子はヒゲが生えるワケがない!とかさ笑 陰で努力をしてるからヒゲないように見えるだけであって笑
 
監督は、女性神格化の頂点を極めたというか、あまりに現実離れした女性を描いてしまったのです。
 
 
 
主人公のイザベル・ユペールさんが、映画冒頭で襲われてしまうという話はさっきしましたね。
 
 
普通なら、警察を呼んだり、とにかく誰かに助けを求めたり、ひたすら泣いたり、虚無感に襲われたり、とても正気ではいられないと思うんです。
 
でも、この映画の主人公は違うんです。暴行を受けた後、泡付きのお風呂に入って、出前でスシを注文して、いつも通りの生活を送るんですよ!!
 
 
そして、暴行を受けた数日後、仲間と集まって食事をする機会があり、そこで「私、こないだレイプされちゃぅたの」と、まるで昨日転んだみたいなノリで言い放つんですよ!
 
 
こんなのありえます?
 
 
 
監督的にはレイプにも動じない強い女性を描こうとしたんでしょうけど、予想通り世間は大批判!!
 
こんな女性はありえない、許さない!など、作品に対して大論争が起こってるのです。
 
 
ただ、映画の面白いところは、主人公が警察を頼れないとある理由があるんですよね、だから、暴行魔と主人公が直接対峙するしか方法はないように作られてるんですよ。
 
 
とは言っても、常軌を逸した女性の行動に、冒頭から驚くばかりの私。
 
 
冒頭こそ人生どん底のように見えますが、この女性は腐らず、普段通りの生活をこなしていくのです。
 
 
仕事、親の世話、子供の世話、そして私生活。休むヒマもなく淡々と毎日毎日を暮らしていきます。
 
そして、映画の最後にはアッと驚く出来事が、、
 
まぁ驚いてばっかりなんですけどね笑
 
ネタバレも出来ないので、あしからず。。。
 
 
 
 
 
 
 
[女性は本当に強いのか?]
 
 
 
この映画で描かれるのは、とにかく女性は強い、我慢強いということ。
 
 
もちろん、大女優のイザベル・ユペールに演技されたら、「女の人って強いなぁーー!」と興奮してしまうのですが、、、
 
 
ただ、冷静になると、そんなの人によるって話で笑
 
 
監督の女性神格化の嗜好は、私にとってはちょっと奇妙で、むしろ笑えてくるものでもありました。
 
実際、劇場では呆れ笑いみたいな声も漏れていて、オイオイ、これやり過ぎだろって、ツッコミを入れたくなります笑
 
 
 
とにかく、こんなヘンテコで面白い映画に出会えたことに感謝です。
 
刺激は強いですが、、オススメです!!