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さくら〜〜ふぶ〜〜〜きの〜〜〜〜サ◯イ〜〜〜〜〜の空は〜〜〜〜〜〜♩
意味不明なセリフから始まってしまい、申し訳ありません。
改めまして、、
こんばんは! Machinakaです!!
今日は待ちに待ったこちらの映画ですよっ!!!
美女戦士なんてふざけた予告編もありましたけど、無事に公開されて本当に嬉しく思っております。。。。
なんたって待ちに待った悪名高きDC映画の新作なんですから!!
ということで、今回もプリまるとドフりんには黙ってもらって、、、、
それでは、「ワンダーウーマン」批評、行ってみよーーーーーーー!!!!
[映画のあらすじ]
・DCコミックスが生んだ女性ヒーローで、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」でスクリーンに初登場した、ガル・ギャドット演じるダイアナ・プリンス/ワンダーウーマンを主役に描くアクション大作。
・女性だけの島のプリンセスだったダイアナが、いかにして最強の女戦士=ワンダーウーマンとなったのかが描かれる。女しかいない島で、プリンセスとして母親に大切に育てられてきたダイアナ。一族最強の者しか持てないと言われる剣に憧れ、強くなるための修行に励む彼女は、その中で自身の秘められた能力に気付く。
・そんなある日、島に不時着したパイロットのスティーブとの出会いで、初めて男という存在を目にしたダイアナの運命は一転。世界を救うため、スティーブとともに島を出てロンドンへと旅立つ。
・スティーブ役は「スター・トレック」シリーズのクリス・パイン。「モンスター」でシャーリーズ・セロンにアカデミー主演女優賞をもたらしたパディ・ジェンキンス監督がメガホンをとった。
こちらのテーマソングをお聞きください!
たらららんらんららららん〜♩
ね、このテーマソングがワンダーウーマンの証ですよね。テーマソングがあるのっていいんですよ、プロレスみたいで!
非常にテンションの上がる曲なんですけど、レッドツェッペリンの「移民の歌」に似てると思ってるのは私だけ?
[どん底のDC映画を救えるか!?]
はい、どこからこの映画を説明すればいいのか、難しいところはあるんですが、まず何と言っても「DC映画を救えるか!?」という点が、映画ファンにとっては最も気になるのですよ!
DC、DCコミックが原作となって作られている映画のことを指します。バットマン、スーパーマン。あまりに輝かしいヒーローの数々。出るだけで金になる、、、いや映画になる。
しかし!! 近年のDC映画は質の低下が著しく、「バットマンVSスーパーマン」で観客をある意味で驚かせ、「スーサイドスクワット」ではMachinakaの年間ランキングでワーストを記録したほど、DC映画は酷い事態になっております。
・DCなんて映画じゃない
・DCはハリウッドを去った
なんて声も挙がっているような、挙がってないような、、、
しかし、そんな声をかき消すべき、ワンダーウーマンは立ち上がったのです!
今回ワンダーウーマンを監督するのはパティ・ジェンキンスさん!
今では映画監督として大活躍する方ですが、画家から自身のキャリアをスタートさせたそうです!
すごいなぁ、画家から映画監督って、、、、 スタンリー・キューブリックは写真家だったけど。
前作は2003年の「モンスター」で、実在した元娼婦の連続殺人犯を映画化し、主演を務めたシャリーズ・セロンをアカデミー賞に押し上げた傑作を作った監督なのです!
そんな監督ならメジャー映画に続々と声が掛かるものですが、すべてのオファーを断りワンダーウーマンに10年以上の歳月を掛けていたのです!
この作品は10年以上掛かって作られてるんですよ!? 10年が2時間に濃縮されてるんだよ!? 見ないわけにはいかないでしょうよ(*`▽´*)ウヒョヒョ
そして、ワンダーウーマンを演じるのはガル・ガドットさん!
もはやまつ毛と眉毛がくっ付いてるんじゃないかヾ(@°▽°@)ノ
イスラエルのスーパーモデルの方が、今回のワンダーウーマンなんですよ!
ちなみに、イスラエルは兵役義務があるらしく、ガドットさんもちゃんと兵役を終えた人なんですよねγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
だからアクションもお手の物! ワンダーウーマンを演じるために生まれたような人だよっ!!!
はい、ということでここまでが概要でございますっ!
DC映画にはもうこりごり。DC映画にはまるで期待しなくなった私ですけども、ちゃんとマーヴェル映画と張るレベルで面白くなっているのでしょうか!?
それでは映画の感想でっす!!!!
[映画の感想]
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
拝啓 DC映画様
残暑お見舞い申し上げます。
都内では猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
カリフォルニアは暑いでしょうか。寒いでしょうか。
この度、ワンダーウーマンを拝見しましたところ、あまりに面白く、素敵な映画体験をさせて頂いたことに感謝し、筆を改めているところでございます。
迫力あるバトルシーンはもちろんのこと笑いあり、ロマンスあり、最後には自然と涙が溢れてきました。
これ以上DC映画が酷くなってしまっては、DCエクステンドユニバースも打ち切りになってしまう、そう心配しておりました。
いつもの暗めの画面構成と同じく、どんどんDC映画が真っ暗闇に入っていくのではないのか、と。
今作も相変わらずの暗い画面が散見されましたが、ワンダーウーマンの光り輝くムチが美しく、ワンダーウーマンはそんなDC映画に一筋の光を射してくれました。
今まではDC映画の新作の予告が流れると、「チッ、またかよ。。」と侮蔑の念を捧げていたのですが、もう二度とこんなことはしません。
これからもDC映画を楽しみにしております。ありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
と、長ったらしい暑中お見舞いを書いてしまいましたが、、、
ワンダーウーマン、本当に面白かったぞっ(*^▽^*)!!!!
[バリエーション溢れる舞台・時代設定にも関わらず全くブレないストーリー進行]
映画はワンダーウーマンの出生地から始まります。現実世界とは隔離されているのでいかにも中世的な城がありそうな孤島が舞台。まるでロードオブザリングみたいなスケールで描かれています。女性しかいない島が舞台になるんですけど、ワンダーウーマンはとある王国の姫なんですよね。だから、絶対に戦う必要もないのですが、母がかつて戦士だったこともあり、幼い頃から剣の修行を始めます。
成人した頃、一人の男が海で遭難している、、、今回のヒロイン(男性)であるクリス・パインがやってくるんですよね。
そして、クリスパインと生まれ故郷を出て行くワンダーウーマン。出向く先は第1次世界大戦中のロンドン!! ここで戦争に加担するワンダーウーマン。
しかし、クリスパインだけでは心もとない、ということで傭兵を集めてドイツ軍の化学兵器を入手しよう、とケイパーものになっていくんです。あれ? ワンダーウーマンは傭兵担っていくのかな? 神のバトルは見れないのかな?と思ってしまうほど、リアルに第一次世界大戦が描かれていきます。
しかし、最後に待ってました! ゼウスの名の下に、神vs神のバトルが繰り広げられるのです(´∀`)
このように、序盤は中世的な騎士道物語、中盤はガッツリ第1次世界大戦、後半は神話のようなバトルが見られるということで、ここまで舞台や時代設定にバリエーションがあるにも関わらず、ワンダーウーマンの成長物語として一本の芯があるんですよ。
これねぇ、並の監督じゃできませんよ。最初は中世的な舞台で、最後は人間がタッチできないような壮絶バトルがあるという意味では、構造的には「トランスフォーマー」と似てるんですけどww
でもマイケル・ベイがこの映画撮ったら、ワンダーウーマンに水着つけさせてバイクを走らせるでしょうねwwww
とにかく、本当に脚本がしっかりしていないとストーリーの一貫性はなくなってしまうんでしょうけど、今回は上手く出来てましたねぇ、、、、
[美しすぎるオレンジが観れる]
監督は画家出身ということもあって、画面作りには大変こだわってらっしゃったようで、、、
特に今回は、「オレンジ」を強調した画面が非常に美しく、これを大画面で見るだけでも価値がある映画でございました!!!
このが図を見てください。美しい夕焼けに佇むワンダーウーマン。惚れ惚れしますよねぇ。。。。
ワンダーウーマン演じるガドットさんは色白なんですけど、夕焼けを強調するためにあえて暗く見せているんですよ。
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いつものDC映画の画面ってすごく真っ暗で、アクションシーンを見せられても暗くてよくわからない、という本末転倒な見せ方をしていたのですが、、、
今回のワンダーウーマンのガジェットに、オレンジ色に光るムチが追加されてまして、暗い画面に美しいオレンジのムチが光るんですよね! そのムチの光にワンダーウーマンも照らされて、画面の明暗が強調されて、全体として美しい画面になっていくんですよね((((((ノ゚⊿゚)ノ
[スローモーション多用なのに、アクションがカッコイイ!]
マトリックスや300以降、多用されすぎてもはや陳腐化してしまったスローモーション。今作も頻繁に多用されていたのですが、使い方が上手で素晴らしかった!!
特にバトルシーンで多用されていて、ワンダーウーマンが回し蹴りや決め技をする時に必ずと言っていいほど使われるんですよね笑 本当に監督が好きなんだと思うんですけどw
そこのスローモーションが本当にかっこいい! 女性ということもあり、髪が長くてスカート履いているので、回し蹴りをした時の躍動感がすごく出てるんですよね。だから、女性がハードなアクションをするって、実は男性より向いてるのかもしれません!
で、スローモーションの映像を出すと普通は間延びしてテンポ悪くなっちゃうんですが、スローモーションのシーンが短く、1シーンで1秒にも満たずに、次のカットへポンポン進んでいくんですよね。
いくらなんでもクドイだろ!と言いたくなるくらいスローモーションが使われるんですけど、適切なタイミング、場所で使えばスローモーションって本当に良いもんですねぇ〜って再確認できたのでした!
[ワンダーウーマンは監督の自己投影だ]
今回は女性監督&女性が主演ということで、女性づくしの映画なんですけど、ワンダーウーマンの舞台は20世紀初頭のロンドンなわけですよね。
紳士の国、といえば聞こえはいいですが、女性はとにかく一歩下がってろ!の世界。
ワンダーウーマンが議会に入って会話をするシーンがあるのですが、まず議会に女性が入ってくること自体が時代的にアウトな訳で、男性は「女は出て行け!」とコケにされてしまうんですよね。で、どんなに良いことを言っても聞こうとしない。
これ、おそらくですが監督のパティ・ジェンキンスさんの自己投影が入ってるのではないかと思うのです。
映画に女性は必要だし必然ですが、監督となると途端に男性ばかりになるんですよね。特にビッグバジェットの商業映画だと、男性監督ばかり。女性監督でメジャーで売れる映画を撮れる人って、ジョディ・フォスターくらいしか思いつかないもんなぁ。。。あ、日本だと河瀬直美さんがいますけど、他にいるかなぁ、、、
映画監督の世界って完全な男社会なんですよ。だから、ジェンキンス監督が映画監督業界に入るのと、ワンダーウーマンが議会に入っていくシーンが完全にシンクロしちゃって、すごく感動してしまいました。。。 この議会のシーン、妙に長いんですよね笑 他にも、女性はドレスとコルセット付けないとダメだ!とか、女は戦争に行くもんじゃねぇ、とか。
とにかく、女性が男性社会に抑圧されていく場面がすごく多いんですよね。
でも、ワンダーウーマンは男に頼らずに、自分の力だけでピンチを変えていくのです。まさに、監督が男だらけの業界で一人、映画監督になろうと成長していくように。。
ちなみに、この映画の世界の女性監督の中でトップの興行収入を収めたみたいです。
ということで、今まで何も期待してなかった、落ちぶれていたDC映画でしたが、ジェンキンス監督、そしてワンダーウーマンによって救われたと思います。DC映画は男でなく、女性が救ったのです!!!!!!
男性はもちろんですが、特に女性にオススメでございます!!!
[おまけ アノ予告編、、、]
一つ言いたいことが残ってました。
映画ファンの中で話題になった、邦画の予告
特にこのシーンね。
本当にダサいデザインで、本当にダサい「史上最強の美女戦士」っていうダサいネーミング。ダサすぎて、本当に吐き気が出る。うぇっ。
こんな色使いするなよ、このデザインは日本の恥だよ。
「美女戦士が世界を救う!?」
「男を知らない美女戦士」
「史上最強の美女戦士」
やたらと美女戦士を強調してくる予告。。。
バカじゃないの!? 美女美女って!!! しかも、どう考えてもアツいバトルものなのに「男を知らない美女戦士」って、恋愛映画に絡めようとする汚い編集。。
バカかよ!!!! なんで恋愛に絡めないと映画売れないんだよバカヤロウ!! 美女戦士ってキャッチコピーつけたやつ誰だよ!!! どうせクソミソの宣伝担当なんだろ! おい! 担当宣伝の人!! お前が全て悪いんだぞ!
「美女戦士だ美女戦士」つって、お前のネーミングは「美少女戦士セーラームーン」に影響受けすぎなんだよww
な、影響受けてるよな、お前!!!
配給会社で結構偉い立場にならないとキャッチコピーなんて付けられないから、お前若くないよな? セーラームーン世代だよな!?
ワンダーウーマンは美女戦士のようなポップなテイストじゃなくて、気高き戦士なんだよ! 立派なヒーローなんだよ。 お前が付けた「美女戦士」って名前を付けることによって、か弱い女性に見えちゃうんだよ!!! どんだけ活躍しても、「あら、美女戦士のワンダーウーマンちゃん可愛いねぇ。。。」ってチヤホヤされて、戦いにおいて真に評価されなくなってしまうんだよ!!
だから「美女戦士」ってネーミングはワンダーウーマンを下げるんだよ!!!
いつまでも美女美女って付けてるうちは、本当に女性が活躍できないんだよ!
美女に映画はつきものだけど、美女は戦いに関係ないんだからな!!!!
戦いに可愛いも可愛くないも関係ないだろ! なんでワンダーウーマンの戦いを評価しないんだよ。どんだけワンダーウーマンが戦いで頑張っても「可愛いねぇ」って言われるだけなんて、本当にありえないぞ! 未だに女性会社員のことをOLって言うぐらいありえないぞ!!! ちゃんと仕事に対しての評価をしろよ! 可愛いは仕事に関係ないんだよ!!!!
で、この映画にキュートさやポップさを求めて見に来る人がどれだけいるかって話。いるわけねぇだろ! 俺たちはカッコイイ戦士のワンダーウーマンを見にきてるんだ! 誰が得するんだよ!!!!誰をターゲットにしたマーケティングなんだよ!!!
ローラの追っかけみたいなスイーツ女子なんか、勝手に映画館に来るから安心しろよ!!!! 奴らは無理に宣伝しなくても見に来るぞ。
ファンをもっと信じろよ!!! 俺たちはありのままのワンダーウーマンが見たかったんだ。。。。
ということで、美女戦士というネーミングは誰も得しないし本当に広告費の無駄。映画興行の大きなマイナスとなっているとしか思えない戦略だと思うのでした。。。
あと、吉田沙保里選手、、
最高にホットだったぜ!!!!
以上!
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