はい、こんにちは!
Machinakaです!
今回批評する映画はコチラ
「バーニングオーシャン」
と言いたいところなのですが、今回は英語タイトルで言わせてください!
今回批評する映画はコチラ
「Deepwater Horizon」
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はい、実際に起こったメキシコ湾の石油流出事故を描いた映画なんですけども、、
最初に言っておくぞ、この映画は単なるアクション映画じゃねぇ!!!
私がなぜこんなに激昂しているのかはまた後で説明します!
それでは早速
「Deepwater Horizon」批評、いってみよーーー!!!
[あらすじ]
2010年にメキシコ湾沖で発生し、日本でも大きく報道された海底油田爆発事故を映画化。2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmに位置する石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で、海底油田から逆流した天然ガスへの引火による大爆発が起こった。海上一面が火の海と化す最悪な状況の中、施設内に閉じ込められた作業員たちは被害の拡大を食い止めるべく奔走し、決死の脱出を図る。「ローン・サバイバー」「バトルシップ」のピーター・バーグ監督が、人為的ミスの連鎖や親会社と下請け会社の確執といった小さな原因の積み重ねが未曾有の大事故へと繋がっていく様子を緊張感たっぷりに描き出す。主演のマーク・ウォールバーグをはじめ、カート・ラッセル、ジョン・マルコビッチら実力派キャストが集結。
[監督とキャスト]
監督はピーター・バーグさん
そして主演はマーク・ウォルバーグ
「TED」で有名かな? でもね、この人コメディだけじゃないの、何でも出来るスーパー実力派俳優なんだぜ!!! 覚えておいてね!!!
となったら、この映画しかないでしょう!!
「ローン・サバイバー」です!!!
ネイビーシールズがアフガニスタンに出向き、ターリバーン指導者を暗殺中に起こってしまった最悪の悲劇を描いた、、、こちらも実話でございます。
ローンサバイバーの実績からも分かる通り、
「実際に起こった大惨事」を描くのが非常に巧い監督なのであります!!
[映画の感想]
そして、この悲劇は事故じゃない、事件なんだ!!!
石油流出「事件」で亡くなった者たち、そしてその遺族たちに捧ぐ魂のレクイエム映画だっ!!!!!!
Blog_Machinaka@Blog_MachinakaTジョイ品川で「バーニングオーシャン」鑑賞 ハドソン川の奇跡を見てるから、「スゲー普通の構成だなぁ」って思ってたけど、ラストのあの歌を聞き理解した。これはエンタメではない、死に行く者達のレクイエムなんだ。 死亡者の両親のことを考えると映像化の意義は海より深い。泣きじゃくりました。
2017年04月21日 23:19
[世界が驚愕した大事故]
2010年メキシコ湾原油流出事故(2010ねんメキシコわんげんゆりゅうしゅつじこ)は、2010年4月20日にメキシコ湾沖合80km、水深1,522mの海上で海底油田掘削作業中だった、BP社の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」で、技術的不手際から掘削中の海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発し、海底へ伸びる5500mの掘削パイプが折れて大量の原油がメキシコ湾へ流出した事故。BPによると7月16日までの原油流出量は約78万キロリットル(490万バレル)である。[5][6][7] 1991年の湾岸戦争(推計600万バレルとも)に次ぐ規模で、1989年に4万キロリットルが流出したアラスカ州の(エクソンバルディーズ号原油流出事故)をはるかに超えた。被害規模は数百億USドルとされる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/2010年メキシコ湾原油流出事故
大きくニュースにもなりました。
石油汚染ということで、地球環境に大きなダメージを与えたこの事故。。。
なんですが、石油流出ばかり話題になっていて、この事故で人が死んだというニュースは置いてけぼりになってますね。
この映画は、石油が流出した事実よりも、この事故で被害にあった人たち、もっと言えば人間にスポットライトを当てているのです!
だから、単なるアクション映画じゃなくてヒューマンドラマ的な側面もあるのよ!!!
ここで素晴らしい記事をご紹介したいと思います。いつもお世話になってます、シネマトゥデイさんの記事です!!
監督のコメントです
世間に知られていない部分を軸に描いていることについて「人々は、(この事故の)環境面の大惨事や原油の流出の原因などは把握しているけれど、実際に亡くなった11人の作業員や、生き残った作業員の話は知らないと思う」と語った。作業員の当時の判断や行動を中心に描いた作品のようだ。
https://www.cinematoday.jp/page/N0086315
そう、監督がこうやって明言してるものね!
世間では石油流出ばかりニュースにして環境破壊だ、なんて騒いでいたけども、、
人が死んでるんだぞ、これをニュースにしなくてどうする?
おそらく日本だと死者がどれだけって、ほとんど騒がれなかったような、、、そんな気がします。
[遺族に捧ぐレクイエム映画]
このように史上最大の原油流出事故となってしまったわけですが、問題となったのは事故だけではなく、BPの対応のまずさにありました。まずCEOが、このとんでもない規模の事故であるにもかかわらず、「メキシコ湾は広大だ。海全体の水の量に比べれば、流出した石油と分散剤の量など微々たるものだ」とか「私は誰よりも終結を望んでいる。自分の生活を取り戻したい」と言ったことが顰蹙を買うことになりました。
さらに後の調査で、爆発炎上の最中も救助要請を権限がないと叱責したり、責任者が不在だったりと、BP幹部の危機意識が非常に希薄だったことも大きな問題となりました。
http://timesteps.net/archives/1400862.html
これじゃあ遺族は報われないよ。そう思った監督は、死んでいった人たちにスポットライトを当てたのです。
せめて映画の中で、作業員達がどんな生活をして、どんな事故が起きて、そしてどのように死んでいったのかを。。。。
また、遺族の方のコメントをまとめてみました。
[映画館にいたクソ客について愚痴ります]
はい、これだけ「人災」だったり「レクイエム」に焦点を当てたのは、理由があります。
映画館で本当に嫌なことがあったんですよ!!!!
私が泣きじゃくって感動して、顔を腫らして出口に向かったんですが、同じタイミングでカップルも帰ろうとしてたんですよ。なのでカップルの話を聞きながら通路を歩いてたんですけど、、、
ここからカップルの話に入りますね。
男「あ〜、なんか炎とか凄かったし派手だったねぇ〜」
女「そうそう、なんかコメディみたいじゃん!? キャハハ!!!」
「なんかコメディみたいじゃん!? キャハハ!!!」
「なんかコメディみたいじゃん!? キャハハ!!!」
「なんかコメディみたいじゃん!? キャハハ!!!」
「なんかコメディみたいじゃん!? キャハハ!!!」