初めてのピアノレッスン!年中編 | 町永音楽教室 ピアノ、ソルフェージュ、リトミック  板橋区東武練馬駅徒歩5分

町永音楽教室 ピアノ、ソルフェージュ、リトミック  板橋区東武練馬駅徒歩5分

指導歴30年、ピアノレッスン
ソルフェージュ、音高音大受験、各種コンクールサポート
審査員歴
ピティナコンペティション
ショパンコンクールinアジア
日本クラッシック音楽コンクール
ピティナ指導者検定

4歳になって
ピアノ始めます!

という方が最近多いのかな?

ということで
今日、初レッスンのcちゃん

とても愛くるしい笑顔で
先生こんにちは!と
教室に来ました



手の洗い方はこの順番よ!と教えましたら
お母さんが、しっかり手を拭いてねと
ピアノが濡れちゃうからねと
付け足してくださり

よく気がつく方ね!と
心の中で私もニッコリ


さて、レッスン始まりのご挨拶の時

じーーーっと私を観察しているcちゃん

よろしくお願いします!  

と二人で挨拶をして、椅子へ

お母さんに椅子、足台の使い方をお伝えし
さあ、レッスン!

足台の上に足が乗らないえーん
クロスしたり、つま先が立っちゃったり
足がーーー🦶🦵落ち着きません


これが、お稽古始まりの
しつけですね


足台の上にきちんと足が落ち着くまでに
一年かかる人もいます
三年かかる人もいます

そして、テキストの中身を一緒に
覗き込んで、会話しました

言葉の壁にもぶつかりますね

脳幹の細い子供には、何度も同じ事を伝えなくてはいけません

導入のレッスンは、本当に根気がいります
でも、小さいお子様はとても素直なので
根気さえ、こちらが忘れなければ
必ずやれるようになります


そうそう、ダウン症のsちゃんも
今はちゃんと
座って、弾くようになりましたもの

根気よく、笑顔で言い続けていくのも
大切な仕事です

導入期に電子ピアノか生ピアノか?
これも、親としての選択でその後の
困ったなーの量と質が変わります

それについては、家庭の状況によりけりなので
できる範囲でのサポートとなりますが、
これについても、よくお話していかないと
やはり、理解してもらうのは、時間がかかります

はじめに、生ピアノを用意できた人は
練習がスムースに進んでいるように
見えます。子供がピアノの前にいる時間が長く取れています。音遊びしている時間と練習している時間があるようです

初めての方は、皆さん鍵盤があればいいのですよね?と聞かれますが、
足らないと、想像して練習しなくてはならないし
ペダルも踏みたいのに、ペダルがないのは
練習できないしね、、、

タッチについても
生ピアノの子達は、いろんな音がでて楽しめるのですが、電子ピアノの子はかなり想像力が必要であり、即時反応力も必要です

レッスンでは、グランドピアノですので
家とのギャップを運動神経で補わなくてはいけませんので、レッスン中に疲れてしまう方も多くいます。鍵盤の重さも違いますしねガーン

はじめから、グランドピアノというのは
流石に経済的支援も大変ですが、どっちにしようか?と悩むなら、やはり音楽の風味を勉強するには
生のピアノで練習すると、効果は随分と違いますね!

練習の質が違うことを理解した上で
ご家庭の環境にあった楽器を選ぶしかないのですが、私が子供の頃には電子ピアノは
無かったので、その違いをレッスンで指導するのも、現代のピアノの先生の仕事となってしまいました。

電子ピアノは、大人が趣味で弾く楽器かなと
思います。
どんな、タッチで演奏してもそれなりの音が
約束されているからね

生ピアノは、上手に鳴らすのにもコツが必要なんです。大きなフルコンピアノは、もっとコツが必要ですびっくり

今日、初レッスンのcちゃんが
自分の音を聴いて、先生の音を聴いて
わあー綺麗な音だなーって
ぽそっと言ったんです


子供は素直に良い音がわかるんだな!


私の音を綺麗だ!といったcちゃん
これからとても楽しみですラブ

家族の応援なしには、進めない音楽教育ですが
頑張ってやれば、色んな力が備わりますよ
沢山の力を宿していきます
是非、一生懸命やってほしいですね
心の栄養を音楽でいただきましょう!