ピアノ始めます!
という方が最近多いのかな?
ということで
今日、初レッスンのcちゃん
とても愛くるしい笑顔で
先生こんにちは!と
教室に来ました
手の洗い方はこの順番よ!と教えましたら
お母さんが、しっかり手を拭いてねと
ピアノが濡れちゃうからねと
付け足してくださり
よく気がつく方ね!と
心の中で私もニッコリ
さて、レッスン始まりのご挨拶の時
じーーーっと私を観察しているcちゃん
よろしくお願いします!
と二人で挨拶をして、椅子へ
お母さんに椅子、足台の使い方をお伝えし
さあ、レッスン!
足台の上に足が乗らない
クロスしたり、つま先が立っちゃったり
足がーーー🦶🦵落ち着きません
これが、お稽古始まりの
しつけですね
足台の上にきちんと足が落ち着くまでに
一年かかる人もいます
三年かかる人もいます
そして、テキストの中身を一緒に
覗き込んで、会話しました
言葉の壁にもぶつかりますね
脳幹の細い子供には、何度も同じ事を伝えなくてはいけません
導入のレッスンは、本当に根気がいります
でも、小さいお子様はとても素直なので
根気さえ、こちらが忘れなければ
必ずやれるようになります
そうそう、ダウン症のsちゃんも
今はちゃんと
座って、弾くようになりましたもの
根気よく、笑顔で言い続けていくのも
大切な仕事です
導入期に電子ピアノか生ピアノか?
これも、親としての選択でその後の
困ったなーの量と質が変わります
それについては、家庭の状況によりけりなので
できる範囲でのサポートとなりますが、
これについても、よくお話していかないと
やはり、理解してもらうのは、時間がかかります
はじめに、生ピアノを用意できた人は
練習がスムースに進んでいるように
見えます。子供がピアノの前にいる時間が長く取れています。音遊びしている時間と練習している時間があるようです
初めての方は、皆さん鍵盤があればいいのですよね?と聞かれますが、
足らないと、想像して練習しなくてはならないし
ペダルも踏みたいのに、ペダルがないのは
練習できないしね、、、
タッチについても
生ピアノの子達は、いろんな音がでて楽しめるのですが、電子ピアノの子はかなり想像力が必要であり、即時反応力も必要です
レッスンでは、グランドピアノですので
家とのギャップを運動神経で補わなくてはいけませんので、レッスン中に疲れてしまう方も多くいます。鍵盤の重さも違いますしね
はじめから、グランドピアノというのは
流石に経済的支援も大変ですが、どっちにしようか?と悩むなら、やはり音楽の風味を勉強するには
生のピアノで練習すると、効果は随分と違いますね!
練習の質が違うことを理解した上で
ご家庭の環境にあった楽器を選ぶしかないのですが、私が子供の頃には電子ピアノは
無かったので、その違いをレッスンで指導するのも、現代のピアノの先生の仕事となってしまいました。
電子ピアノは、大人が趣味で弾く楽器かなと
思います。
どんな、タッチで演奏してもそれなりの音が
約束されているからね
生ピアノは、上手に鳴らすのにもコツが必要なんです。大きなフルコンピアノは、もっとコツが必要です
今日、初レッスンのcちゃんが
自分の音を聴いて、先生の音を聴いて
わあー綺麗な音だなーって
ぽそっと言ったんです
子供は素直に良い音がわかるんだな!
私の音を綺麗だ!といったcちゃん
これからとても楽しみです
家族の応援なしには、進めない音楽教育ですが
頑張ってやれば、色んな力が備わりますよ
沢山の力を宿していきます
是非、一生懸命やってほしいですね
心の栄養を音楽でいただきましょう!
