久しぶりに夫の実家のお墓参りに行った。

 

 

湘南のそのお墓のお隣はなんと、私も学生時代読んだ昭和の著名な文豪。

お墓参りの度にちょっと緊張感が漂う。

 

以前は都内にあったそうだが、遺族の都合で此処に移されたそう。

 

 

 

 

墓誌に

夫の父 行年76歳

長兄の妻 行年70歳

夫の母 世壽100歳

 

世壽とは、十分長生きして死ぬこと。

この言葉を初めて知った。

 

墓は綺麗に手入れが行き届いて、義兄が飾ったであろう花に持参した花を加え、手を合わせた。

 

 

 

そこから愛車は箱根に向かう。

 

 

 

 

箱根は春と秋に訪ねる。

 

紅葉の季節もいいけど、車窓の新緑の山々を眺めながら行くと、新しいエネルギーがチャージされていく感覚を味わう。

 

 

 

 

いつも必ず足を向けるのは美術館。

その中でも1番回数の多いのがポーラ美術館。

 

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今回は『モダン・タイムス・イン・パリ 1925』という企画展。

 

中でも目を惹いたのは、香水瓶。

 

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ここの所蔵作品は有名作家のものが結構あり、私のお気に入りもあってこのエリアでは最も気に入っている美術館。

 

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若き頃のマティス。

 

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黒田清輝も好き。

 

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他に岡田三郎助の「あやめの衣」もここで会える。

 

唯一、残念だったのは常設展にいつもある河井寛次郎やエミール・ガレの工芸品が無かったこと。

 

 

気を取り直して、遊歩道へ。

フルートの音色が流れ、新緑をたっぷり味わった。

 

 

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定宿で地酒を楽しみ、久しぶりのカラオケも2時間以上マイクを回し、大いに盛り上がる。

 

 

翌日、宿、周辺の山々の景色に思わず深呼吸。

 

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GWの混雑を予想し、彫刻の森へ開館直後に到着したけど、第一駐車場は既に満車。

私たち同様の前泊者が同じ行動をしている。

 

 

しかし、広大の土地に面白い作品がいくつも私たちの足を止める。

 

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ピカソ館には陶芸品が数多く展示されていた。

 

 

 

 

もう一つのここの見どころ。

 

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「幸せをよぶシンフォニー彫刻」

 

 

高所恐怖症だけど、階段を登らずにはいられなかった。

 

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気持ちいい薫風の中、新緑と芸術を楽しんだ贅沢な箱根の旅だった。