この国の人口はナント2万人余り。
世界190番目の人口。
っていうことは、希少民族と出会ったってことでしょ。
ちょっと、感動。
スペイン、ドイツ、日本に支配されたこの国は今、アメリカの無償援助でなりたっているそうです。
主な産業もなく、観光収入がほとんど。
海に入るのに、50ドル~100ドル徴収され、帰国の際は出国税として50ドル支払の義務があります。
VISAのようなものかしら。
これで、美しい海が守られるならナットク。
町の中に日本の中古車が看板そのままで走っていたのはちょっと笑えました。
「JA奈良市」とか「○○会社」とか。
【ちょこっとガイド ①】
パラオには信号機が1台もありません。
そういえば、バイクや自転車も見かけなかった。
歩行者が立っていると、ちゃんと止まってくれます。
【ちょこっとガイド ②】
車のナンバープレートがなぜか後ろだけに付いてます。
日本統治の頃、3万4千人近くいた島の人口の4人に3人は日本人だったそうです。
また日本語由来の現地語も多く流通しており
扇風機「センプウキ」
電話「デンワ」
ブラジャー「チチバンド」
ビールを飲む事「ツカレナオス」
美味しい「アジダイジョウブ」
混乱することを「アタマグルグル」
飛行場「スコオジョウ」
(Wikipedia より)
パラオに就航してる定期便はユナイテッド、デルタ、中華航空、大韓航空。
JALがチャーター便を。
私たちが泊まったホテルは台湾の資本でした。
決して豊かな国ではありません。
ダイバーには人気のあるエリアなのに、ホテル以外に私が見た限りではシャレたお店はそんなになく、町全体どっぷりローカル一色。
お土産屋さんも商売気はありません。
商業ペースに踊らされていないからこそ、あの美しい海が保てられているのも事実でしょう。
短い滞在ではありましたが、旅の余韻がずっと残っています。
昔、初めてハワイに行った時、どこか気恥ずかしい気持ちで、今一つリゾート地に行く興味が湧きませんでした。
しかし今、行きたいところがドンドン出てきました。
モリジヴ、セーシェル、タヒチ、バヌアツ・・・
行けるかな・・・
行けるといいな・・・