「牛の鈴音」を観る
農家を営む79歳のチェ爺さんには、長年一緒に働いてきた耕作牛
がいる。牛の寿命は15年というのに、この牛は40年も生きている。
しかし最近はそれも限界。獣医は「そろそろ寿命だ」とチェ爺さんに
告げる。チェ爺さんはお婆さんと二人暮らしだが、農作業を休む事は
ない。苦労は絶えず、お婆さんのグチも尽きない。「牛を売って隠居し
たら」と子供たちは言うがお爺さんは答えない。お爺さんは、このまま
の生活が一番なのだ。
おじいさんはずっと働いてきた
生きることは働くことというように。
牛も死ぬまで働いた、おじいさんと一緒に。
これはドキュメンタリー映画というのも凄い!!!。
何か、リアルなのに民話みたいな穏やかな空気を感じる。
すばらしい韓国映画だ。