炊飯器を使わなくなって、かれこれ5年が経ちます。
一番初めのきっかけは、6年前に、たまたま炊飯器がない環境でごはんを炊いてみようと挑戦したことでした。
お米を計量したのかも忘れましたが、水が計量できなかったことは覚えていて、いわゆる昔のやり方の、手を入れてこの辺?という水加減でした。
その時のガスコンロが凄くて、ひとつのコンロの弱火と強火の6分目あたりに、「🍚」ごはんの絵が描かれてて。
説明書もなくて「このごはんマークはなんだ?」その答えは、おそらく、この位置はご飯を炊飯するのに適する火力ですよ、ということ。
火にかけると、弱火の位置から勝手に火力が「🍚」ごはんマークのところでピタリと止まるではありませんか!
そして火をかけて数分、私が火を止めるより先に、ガスコンロが勝手に火を止めました・・・。
適当に蒸らして蓋をあけると、ピッカピカのごはんが見事に炊けておりました。
「適当に計って適当に炊いて、ごはんが炊けた!」という衝撃の瞬間でした。
後日、他のコンロを確認して、やはり6分目あたりで火力が固定されるように設計されている傾向に気づきました。
日本のガスコンロ凄いです。ごはんを炊くのにちょうどよい火加減が設計されてます(汗
ガス火で炊いたごはんが、炊飯器で炊いたごはんより圧倒的に美味しくて、その美味しさが忘れられず、第2子が生まれてからしばらくして、ガス火でテフロン加工の大きなフライパンで炊くようになりました。
しばらくして、テフロンも問題があることを知り、炊飯器を処分し、萬古焼きの炊飯用土鍋「菊花」を購入。
沸騰して火を止めるのだけ神経使いますが、それ以外は火力調整などもなくラクチンです。
↑こちらはビタクラフト鍋。15年ほど昔に購入したビタクラフトの鍋、1合だけ炊く時などはこちらで炊いてます。
公式動画と違って、1合なら中強火で3分弱、沸騰したらかき混ぜて極弱火で5分。2合なら8分。水が引いたら火を止め蒸らす。今度公式動画の真似してみようかな。
当時の私には高い買い物でしたが、いまだに新品同様ですし、炊飯機能が高くてビックリです。100年くらい使えそう。
萬古焼きの菊花の土鍋、5合炊きを買ってしまったので、最低2合からじゃないと炊けなくて、2合炊きか3合炊きを買おうか迷って、早2年。笑
何しろ、炊飯器に戻れない美味しさです。手入れも炊飯器よりラク。
後日、マイクロプラスチックについても取り上げたいと思いますが、そういう知識を知る前に土鍋炊きに目覚め、結果として、体内に取り込まれる化学物質を下げることに繋がっているのかもしれません。
圓尾さんも萬古焼きで炊飯されていて、とても嬉しかったのを覚えています。
この土鍋ごはん動画、圓尾さんの一番古い動画でした。
鍋がかけてて使い込んでるのがよく伝わります。笑
圓尾さん、電子レンジも処分して、ごはん温め直す時は蒸し器を使われてるという動画があったのですが、見つけられず。
我が家もほとんど電子レンジ使わなくて、夫がツマミ温めるのと、私がクッキー焼くのだけですね。月1くらい?
今現在、置くとこなくて正直ジャマ・・・。
柴咲コウさんも土鍋炊飯。動画後半で少しだけですが紹介されてます。
私も先月ようやく味噌仕込みましたが、味噌作ったり、梅干し作ったり、土鍋でごはん炊いたり、生活感似てます。
圓尾さん、20歳でイギリス留学された際に10kg太り、帰国して10kg痩せたそう。
イギリスで何をお召し上がりになったとですか?
思わず九州弁になってしまいました。
実は私も似たような経験があります。
高校時代、体重が50kgでした。その後、やはり20歳頃に60kg近くまで増えたことがありました。
歩くと贅肉がブルブルするのが気持ち悪くて、リンパマッサージしたり、食事改善したりで、徐々に落としました。
その後、独身時代が続くのですが、48kgを超えると調子が悪いことに気づき、48kgを超えないよう体重管理してました。
最高に痩せてた時が45kgで、43kgを味わってみたいなぁと夢見つつも、なかなか45kgを下回ることは叶いませんでした。
それが、第1子を産んで、48kgから45kgになり。第2子を産んで、45kgから43kgになり。それ以降は43kg前後を保ってます。44kgくらいになると「マズイ太った食べ過ぎたか」という感覚です。
身土不二。
日本人は和食が合ってます。洋食は合っていません。
圓尾さんを知ってから、5年くらいになるのでしょうか。月日が経つのは早いものです。
彼もご結婚され、現在はお子さんも産まれていらっしゃるとのこと。
興味があるのは、彼のお子さんが小学校に通うようになったら、給食とどう向き合って行かれるのだろうか?ということです。その前に、幼稚園・保育園に預けられるようなら、そちらでもお子さんの給食、もしくはお弁当など、どうされるのだろうか?とても注目しています。
本当は、今の子供たちを教育する立場の全ての日本の大人が、問題意識をもって正しい日本に導かなければならなかったと憤慨しているのですが、同じ過ちを繰り返さないよう、私たちの代で、子供たちの環境を少しでもマシな方へ整えてあげられたらと、切に願います。
土鍋ごはんから話が随分逸れてしまいました。汗
だんだん、現代に疑問を抱いた若い人が、昔の良さに気付いて、昔に戻りつつあります。
なかなかに面白い現象だと思います。
古い方が新しい、不思議な時代に入りました。