今日は「おむつなし育児」について、書きたいと思います。

 

三番目の子供は自宅出産だったため、産まれた直後から「おむつなし育児」に取り掛かれました。病院だと入院している一週間は自由にやれないので、自宅出産してよかったと思った点のひとつです。

 

「おむつなし」とは言ってもおむつをあてない訳ではなく、なるべくおむつの外に排泄させてあげる、やりかたです。

 

私の場合は、完全母乳で育てているのですが、母乳を与えた後に、おむつを外しておまるにまたがせてあげる(これを”捧げる”と表現します)やりかたで始めました。

赤ちゃんは、だいたい、授乳の前、授乳中、授乳の後、寝起き、このどれかのタイミングで排泄をします。やみくもに垂れ流している訳でもないんですね。

 

三番目の子は、お乳を飲みながら排泄をする傾向があるとだんだんと気が付いてきたので、最初は戸惑って躊躇していたものの、思い切って、おまるを当てながら、授乳をするようになりました。生後一週間もしない頃だったと思います。

ものすごい格好なのですが、赤ちゃんの授乳と排泄のタイミングが把握できると、かなりの確率でおまるにするので(これを”キャッチする”と表現します)布おむつでもそんなに洗う必要に追われず、赤ちゃんのほうも機嫌よくしているので、結果的にかなりラクでした。

 

生後1、2か月は、授乳頻度も1時間おき、2時間おきという風なので、2か月くらいは、授乳とおまるとおむつ洗いでかかりきりでした。

あと、寝起きは必ずと言っていいほどするので、寝起きは絶対におまるに捧げていました

 

おまるをあてながら授乳する、というのは、半年くらい続いたでしょうか?

もう、だいぶ忘れてしまっていますね・・笑

だんだんうんちの頻度が少なくなって、歩き始めるよりは前くらいでしょうか、だんだんおまるをあてての授乳はしなくなりました。

うんちはキャッチしたいけど、おしっこくらいなら、キャッチできなくてもいいや、おまるあてながらだとしんどい(本音)から、あとで捧げよう!

そんなような心境だったかと思います。

 

歩き始めた一歳頃には、もう一人でおまるに座れるので、授乳した後にまたがせる、という風に変わっていったと思います。もういつだったか忘れました・・

1歳になるかならないかの頃でしたか、おまるでおしっこをした時に、「出た!」と言うようになりました。

それが悶絶するほど可愛いというのはさておき、いつの頃からか、朝一番の寝起きにしばらくおまるにまたがせておくと(5分~10分くらい?)うんちをするようになりました。朝のうちに確実にしてくれると、外に出るのも気楽です。

そうして1歳と3か月頃でしょうか、外出するのに紙おむつをあてても、一度も汚さないということが続くようになりました。

だんだん暑い季節が近づき、よーし、今こそおむつ卒業だ!!パンツの出番だ!!(トレパンじゃないよ!)床に物が散らかりっぱなしにならないように気を付けるのだ!特に本!おもらしの被害にあったら大変だ!

 

そうこうして、起き抜け、授乳後、食事後、出かける前、作業前、そんな節目節目にトイレに連れていくようになって、1歳半、近所の買い物なら薄い布パンツのままで出掛けられるまでになりました。

 

朝一番のほかでうんちが出そうな時は、プクプクおならをしていたりおかしな様子で助けを求めてきたりします。そういう時は、「どうしたの?もしかしてうんち?トイレ行く?」と尋ねると、いつもは激しく抵抗するのに、頷いて素直にトイレに向かいます笑

 

もう2時間経つんだけどなートイレ行ってほしいなーと誘っても、乗ってくれない時は、「ホラ、ぬいぐるみの○○と一緒に行こう!!」と、お気に入りのぬいぐるみやおもちゃに協力してもらっています

 

そんなこんなで、産まれた時から、「排泄はおむつではなくトイレ(おまる)でする」ということを徹底して繰り返した結果、「排泄は外でする」ことをきちんと理解し学習した様子です。

 

今の時代は、そもそも紙おむつが主流になってしまっていますね。「紙」なんて名前がついてますけど、実際は石油おむつなんですよね。経皮毒なんかも気になるところですが。

テレビでは可愛い赤ちゃんのおむつコマーシャルで幸せアピールしてますが、うっかりそれに流されてしまうと、余計なもの買わされて、余計なこと教えてしまって、おむつが取れないという遠回りをさせられる羽目になりかねないと思います。飲んでも飲まれるな、使っても使われるな、石油おむつとの付き合い方、今一度ご確認くださいませ。

 

石油おむつゴミの問題もかなり深刻と聞いたことがありますが、実際どうなんでしょうね。

私はゴミを増やしたくなくて、洗濯物は好きなので、石油おむつを買いに行く手間もなく、準備さえしておけば洗う手間はかかるけど、繰り返し使える布おむつは好きですね。

そして、布おむつの更に上をいく、「おむつなし育児」これはもっと好きですね。

 

赤ちゃんが泣いたら授乳をして、授乳したら大人と同じように衣服の外に排泄させてあげて、赤ちゃんのリズムに合わせてあげる。呼吸を合わせてあげる。息を合わせる。

そうすると、美しい合唱のように、美しい調和が生まれます

いつしちゃってるのかわからないような石油おむつが中心になっていると、見えない世界だと思います。

 

結構最初が肝心なので、ある程度こどもさんが大きくなられていると難しいかもしれませんが、産まれたばかりのお子さんがいらっしゃるなら、是非試してみてほしい「おむつなし育児」です。

 

合わせて、自律神経を乱してしまう予防接種を受けさせないことも、排泄の自立につながっていると思われます。こちらも今一度よく考えてみていただきたいですね。

 

子供に対してしている余計なこと、案外と少なくないような感じがします。