定期的に送られてくる、子供用の予防接種票です。
気をつけなければいけないのは、「書いてあること」じゃなくて「書いてないこと」をどこまで見抜けるか、だと思います。
テレビや新聞の手法と一緒ですね、重要な情報を隠して国民を欺くために、下らない芸能人のゴシップを異様に取り上げたり、でっち上げたり。
まずは、表面から。
「稀に生じる重い副反応」
ショック、アナフィラキシー、脳炎脳症…
なるほど十分重いとは言え死に至るほどではない、と?
続いて、裏面
「9 予防接種による健康被害救済制度について」
そもそもそんな制度あること自体、ヤバいでしょ。
しかも、死亡して葬祭料が発生する可能性がある?
しかも、その因果関係は「国の」審査会で決められるので、被害者には口挟ませないよと。
認定は国が一方的に決めますよ、と。
これの信頼性が一番感じられないのが、副反応に死亡と書かないこと。
まとめると、こうです。
「稀に死ぬことがあるけど、予防接種が死因かどうかの認定は、国の都合の良いように国が一方的に決めますよ。国民の気持ちなんか寄り添いませんよ。専門家が判別しますから、ただの無知で馬鹿な国民は黙っていてくださいね。高尚な我々が失敗を認める訳にはいかないんですよ、体裁ってものがあるんですから。死ぬかもしれないって書きましたからね。こちらは予防接種法で守られてますからね。簡単に死因を認めたりはしませんからね。同意書にサインしたら、死んでも文句言わないでくださいね。」
「説明」と称しながら、こっそりと、でもしっかりと、逃げ口上は書いておく。
これでも、過去の被害者家族、遺族が、戦って戦って、ここまでの説明書きになったのでしょう。読めば読むほど、キナ臭いです。
私は定期的に送られてくるたびに、ビリビリに破いて捨てています。
コロコロの票も破いて捨ててやろうかと思いましたが、こちらもツッコミどころ満載なので、捨てずにとってあります。
後ほど、猛烈に批判したいと思っておりますので、お待ちくださいませ。
平和な世界が訪れますように…