ゴールデンウィークがあけましたが、

サービス業などで

交代で休みをとる人がいるので、

しばらくは残党と闘っていました。

 

それが昨日の豪雨で一気に落ち着きました。

いろんな意味で恵みの雨でした。

あまりの忙しさに廃人のようになってしまいましたが、

少しずつ日常を戻していきたいです。

 

ねこ太(中3)は、連休中も毎日部活がありました。

休みでいいのにと保護者も生徒も思っているのに、

先生が部活を入れてきます。

教師の働き方改革とか言われている時代ですが、

教師自身が忙しくしているという側面もあるようです。

 

今週末にマーチングの本番があり、

それに向けた特訓をしていたのですが、

ドラムメジャー(指揮者)に立候補した女子が、

ほとんど部活を休みました。

そして、ディズニーだ渋谷だとインスタにあげるせいで、

他の女子たちから「なら立候補するなよ」と

不穏な空気が漂っているそう。

中学生女子あるあるでしょうか。

 

隣町の道の駅で、

画家の山口マオさん(わにわにシリーズの方)のイベントがあり、

「たま」のお三方のライブを毎年やっています。

中学生の頃からのがちファンという東京のお友達が毎年やってくるので、

(京都に住んでいたときもやってくるというガチっぷり)

ちょこっと顔出しました。

 

知久さん。

タキモトコーヒー。

 

ついでの読書記録です。

私の影響で、

森達也さんの本を読み始めたねこ太(中3)です。

 

今回読んだのは、「死刑」。

 

 

 

先進国では、

死刑が廃止されている国がほとんどです。

なぜ日本では死刑を廃止しないのでしょうか。

 

そもそも昔からずっとある制度だし、

それはつまり必要だからずっとあったのだと思うけど、

日常生活では自分には関係のないことなので、

深く考えたりはしません。

面倒くさいし、時間もないので、

とりあえず思考停止状態にしておいています。

 

でも、

森達也さんは、そういうことを一生懸命考える人です。

 

死刑は、国による殺人です。

それでもあったほうがよいのでしょうか。

万が一冤罪だった場合は、

取り返しがつかないことになります。

 

それに、死刑は、

犯罪の抑止につながっているのでしょうか。

 

でも、例えば自分の子どもが殺されたとき、

そんな悠長なことを言ってられるのでしょうか。

 

家族を殺された遺族、

身内が加害者だった人、

死刑を遂行するお仕事をしていた刑務官、

死刑制度をテーマにした漫画「モリのアサガオ」の作者、

冤罪事件を担当した弁護士、

などなど、様々な人を取材しながら、

いろいろなことを考えます。

 

自分は賛成なのか反対なのか、

どちらかわからない。

森達也さんの本が好きなのは、

揺れ動きながらも考え続けているところだと思うのです。