本日もねこ太(中2)はテストです。

 

昨日、数学のテストで、

ちょっとおもしろい問題があったとのことで、

帰宅してから

「お母さんこれできる?」と聞いてきました。

 

DEとBCが並行のとき、

三角形ADEの周囲の長さを求めなさい。

 

 

三角形ADEとABCの相似問題かなと解こうとしたけど解けなくて、

いろいろ試したけどできません。

 

DE上の交点をOとして、

三角形DBOと三角形ECOはそれぞれ二等辺三角形だから、

10センチ+16センチ=26センチが答え。

とねこ太に言われても、

最初、ピンときませんでした。

 

初見問題でしたが、

ねこ太、無事にできたとのことで、

まずは一安心です。

 

本日もテストですが、テレビの話。

 

ねこ太が好きなテレビ番組の一つに、

「映像の世紀」がありまして、

先週、エベレスト登山の歴史についてやっていました。

 

一緒に見ていたのですが、

これが結構おもしろかったので書いておきます。

テスト前ですが、

毎日欠かさず見てますねー。

「イッテQ」と「アメトーーク」も欠かしません。

 

 

 

最初に登場しますのは、

エベレスト初登頂を目指したイギリスの登山家ジョージ・マロリー。

かなりのイケメン君なので、写真を載せておきます。(WIKIより)

登山家というと、

無精ひげで、あだ名が「熊さん」的な人を思い浮かべますが、

違いますね。

 

「そこに山があるから」と言った人です。

第一次世界大戦で疲弊した国民を元気づけるために、

1924年、3度目のエベレスト登山に挑みました。

 

山頂から250メートル手前のセカンドステップと呼ばれる場所を歩いているのを

キャンプ地から目撃されたのを最後に消息を絶ちました。

彼が登頂に成功したかはわかっていません。

 

1953年、

やはりイギリス隊のエドモンド・ヒラリーとネパール人シェルパ、テイジン・ノルゲイが

世界で初めて登頂となりました。

 

その後は、もうあれよあれよという間に、

人が行ってないルートで行くとか、

単独で行くとか、

無酸素で行くとか、

それなら俺は無酸素&単独だ!とか。

 

我こそは我こそはと、

記録を塗り替えつつ、

最近では、商業的にアマチュア登山家のツアーが組まれ、

キャンプ地はさながらテーマパークのようになり、

山頂付近では大渋滞が起きるほどで、

結果、大遭難事故まで起きています。

ツアー代は1000万円くらいだそうです。

 

エベレストで遭難しても、

遺体の回収があまりに困難なため、

ほとんどが放置され、

150体くらいが残されていて、

デスゾーンと呼ばれる難所は、

遺体とともに残されたカラフルな登山ウエアは、

登山者の目印になっているものもあるそうです。

 

1999年に、イギリスの捜索隊が、

マロリーの遺体を発見しますが、

所持品のカメラがなく、

マロリーが登頂したのかどうかは

決定的証拠がないままになっています。

 

 

ここで思い出したのが、

昔読んだ本「神々の山嶺(いただき)」。

ねこ太は漫画で読みました。

 

物語の冒頭、

エベレスト登山隊に参加した主人公(カメラマン)が、

カトマンズで、

マロリーのカメラだと思われるものを見つけ購入します。

そのカメラを手に入れれば、

マロリーがエベレストに登頂したかどうかがわかります。

しかし。

その夜、カメラはホテルから盗まれてしまうのです。

 

孤高の登山家が、

前人未到であるエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む姿と

マロリーの謎が絡み合いながらお話は進んでいきます。

 

 

「神々の山嶺」

 

 

 

 

 

 

エベレスト関連でねこ太が好きだった漫画をもう一冊。

 

「岳」

 

 

物語の最後。

主人公の三歩さんは、

単独でエベレストに登ります。

そこで三歩さんは、

遭難しかかっているアマチュア向けエベレスト登山ツアーに遭遇し、

助けに行くというシーンがありました。

あまりにもなシーンでした。

 

最近テレビなどでタレントなども登るようになりましたが、

アマチュアは、エベレストなんか行っちゃいけないと思います。

仕事ではなく、

信念があって、

死を覚悟できてる人しか行っちゃいけないと思う。

 

ねこ太も好きで、

小学校の頃に繰り返し読んだ漫画。

第一回まんが大賞受賞作です。